5月は、全く時間が取れず 行けなくて
ずっと気になっていた写真家時代の師匠
武藤義氏のお墓参りに行ってきました。
お天気に恵まれて良かったけれど…
「3週間遅れで申し訳ありません🙏」と
お参りしていると爽やかな風が吹いてきました。


1980年に聖子さん(松田聖子)と同期入社で、
事務所に入る時には、集英社 明星カメラマン
林 秀次郎氏が、師匠的存在だった筆者だったが、
林氏は、紙媒体カメラマンとして何人もの歌手を
担当されてあちこち撮影で飛び回ってらした為
半ば独学で事務所所属のタレントさんの撮影を
していた筆者だったのだ。
その頃、事務所に来訪されていた武藤氏と話すうちに
意気投合してしまい…頻繁に武藤氏に電話をして
様々な相談にのって頂けたのであります。
「自然光を重視した感性が僕と同じだね」と
武藤氏に言って頂けた事が、ことのほか嬉しかったと
昨日のことのように覚えているのです。
そして武藤氏が、病により鬼跡に入られた
前年の2013年に久々に筆者の撮影した写真を
見て頂いた時に「黄金比が美しい」と武藤氏に
言って頂け…全てを見抜いてくださる写真家さん
だと再認識させて頂いたのです。
どんな時も温和でお優しい武藤氏は、
2009年に林氏が、病により鬼跡に入られた時に
筆者と一緒に涙してくださいました。
遡ること23年…1986年にユッコちゃんが、
旅立たれた時には、電話で何時間も話をし
泣き崩れた筆者を精神的に支えて下さいました。

今年は…筆者から武藤氏に墓前にて
「岡田有希子デビュー40周年イヤーなので
 自分にしか出来ない企画を進めています」と
ご報告させて頂きました。