仕事で、ローマを訪れたのは…90年代後半だった。 
そして、2003年にまだDVDのみだった日本限定の
この2枚組スペシャルコレクターズエディションを
購入していたのだ。
オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックの
珠玉の映画「ローマの休日」(1953年作品)


リビングのテレビ付近に置いていたこの作品は、
幾度となく「これ借りていい?」とリクエスト
してきた何人かの友人に貸したのだが、
不思議とキチンと返却されてくる。
悪気なくとも時に貸したDVDは、返却されて
いないぞ?となることがあるのである。
所謂「借りパク」聞こえが悪いが そうなる💦
どうしても気になる作品なら催促するが、
面倒だしそのままにして忘れてしまうのだ。


🇮🇹イタリアの古都を舞台に ある国の王女と
アメリカ人の新聞記者とのロマンスが、
描かれたこの作品。
我思う…この作品を観ているうちに
女性は、オードリー・ヘプバーンに…
男性は、グレゴリー・ペックに
なった気持ちになり涙してしまう筈だ。

ユーミン楽曲「魔法のくすり」の歌詞の…
♪男はいつもの最初の恋人になりたがり
 女は誰も最後の愛人でいたいの
と オーバーラップしてしまうのである。
そんな解釈をすると「アン王女は、別に
愛人感覚じゃない」とお叱りを受けるかも
しれないが、刹那さは同じ気がしてしまうのだ。
そんな刹那さから 借りパクされずに
キチンと返却される気がしてならないのである。
 

バスパのクロマキー撮影時のスチールはレアかも…

「真実の口」筆者も行きました😅

アン王女が、ジェラートを食べるシーン。
これを真似る観光客が増えすぎてしまい
スペイン階段は、飲食禁止になったのだ。
 
海外MusicianのMVを22年間(コロナ禍前まで)
撮影してきた筆者は、消えもの撮影 の目で 
ついつい観てしまう。筆者など生まれていない
1953年作品なのだから…ジェラートの量が、
映像上で突然 変化しても仕方ないのである💦

 そして・・・
   ラストシーン…涙しかない😢