松任谷由実(以下 ユーミン)の44年目の

苗場のライブが、本日最終日である。

筆者は、今年もケアラー事情から行けず

オンデマンド配信を観る予定であります。

筆者が、初めて行った苗場は…1988年

まだバスで猿ケ京越えしていた時代だ。

それから毎年…🎿

スキー仲間とワゴンで行った時代や

手放してしまった車で行った時代や

新幹線で今は亡き家族を連れて行ったり

思い出が一杯の場所だ。


   2004年に苗場プリンスホテルPにて撮影


   大好きだった2014年のユーミン ヘアセット


かなりの確率で、アンコールで歌唱される
「経る時」(アルバム REINCARNATION 収録)
この曲は、千鳥ヶ淵にかつてあった
フェアモントホテルのティールームから
桜を見ている世界観なのだが、
ライブ会場である苗場プリンスホテルに
配慮してラストの歌詞を苗場では、
いつものこのホテルから に変更して
歌唱しているユーミンなのです。
(知らない方の為に寄稿💦)


そして、2022年の苗場で歌唱された
「雨に消えたジョガー」
1980年6月にリリースされた
アルバム 時のないホテル 収録曲である。


めったに歌唱されないまま時が流れて
医療が進化してきたことから
歌詞にある病名の部分を
病気の名前を大きな本で調べた
と変えて歌詞していたのである。


日本名で、骨髄性白血病のことだが、
血液の癌は、現代では不治の病でなくなり
若干ぼかす必要がある…とされた気がしている。

ユーミンの曲の崇高さもさることながら
図書館のいすはひどく冷たく…この部分で
全てを把握できてしまう歌詞に
当時(1980年)筆者は、驚愕していた。

先だって愛犬を亡くされた女性歌手の方が、
軽くなった◯◯と家に帰ってきた的に
ブログに寄稿されていた。(◯◯は愛犬名)
愛犬が荼毘にふされたあとのことだが、
その歌手の方は、ご自分の歌唱する曲を
訳詞もされる方だから
然りげ無く哀しみの場面も
美しく言い換えておられたのだ。
曲の詞であれブログ寄稿であれ
聴き手、読み手に配慮するのは、
大切であると痛感したのだった。
 YAHIMONときはる拝


 2020年撮影の苗場プリンスホテル前の橋