平尾誠二さんの七回忌だった昨年、
同志社大学ラグビー部のTシャツを着て
平尾誠二さんを偲んでいた。
筆者が、写真家時代に芸能以外で
スポーツ撮影の仕事もしていた時に
ラグビーの撮影もしていたのだが、その頃に
同志社大学ラグビー部から戴いたTシャツだ。
昨夜のドラマにどれだけの人が涙し
勇気を貰っていただろう。
松任谷由実さんが、ご自身のXアカウントで、
平尾誠二さん役を演じられた本木雅弘さんの
デニーロアプローチの素晴らしさに触れて
おられたが、同感である。
10キロの減量をなさっただけでなく
可能な限りの平尾さんを知る方への取材を
自らなさり役作りをなさった本木雅弘さんは、
喋り方から仕草まで、完璧に平尾誠二さんを
演じておられて見事だった。
他の俳優さんも素晴らしい演技で、
珠玉のドラマだったと感じている。
筆者が、平尾さんとラグビー談義を交わしたのは、
今から38年前に平尾さんが、Richimond に
ラグビー留学された時だった。
松田聖子と同期だった芸能プロダクションを
退社してフリーになった筆者は、ロンドンで
撮影の仕事をしていて平尾さんと遭遇して
菅平での再会を約束していたのだ。
菅平高原の夏合宿を歌われたと感じてしまうと
平尾さんと話していた ユーミンの楽曲
「〜ノーサイド・夏〜空耳のホイッスル」
10年前に 国立競技場にて
ユーミン自身が、ノーサイド歌唱の前に
朗読してくださっているのだが、
同年、ある店で平尾さんとお会いした時に
この朗読に感動したと仰っていらした
平尾さんは、三年後に鬼籍に入られた。
筆者は、現在入院中の旧友であり
写真家時代のアシスタントだった者と
この場所に出向いていた。
生涯 ラグビーを愛した平尾誠二が、
幾多の試合で感動をくれた国立競技場に…
1977年、史上最年少の34歳で、
平尾誠二 日本代表監督就任から46年…
ラグビージャパンは、強くなってきたのは、
平尾ジャパンの 礎ありきです。
これからも見守ってください。
ラグビージャパンを!