携帯市場が、完全にスマートフォンに席巻された感があるが、もうひとつなのが日本メーカ。


全体として、



アップルが新たなアイディアを出し、Googleが正しくそれを追従、


韓国勢は、新たなアイディアはないものの流れ等を読み上手くモディファイ、


そして日本勢は、それらにどう対応すべきなのかの方針も決められず、

ただウロウロして、かつてのガラケイと同じ道を・・・。


いまだに、CPUがどうだとか、せいぜい防水だもんね。


少なくとも、韓国勢の、小型化やノートといったアイディアは出せないものか?!




日本振興銀行の木村剛前会長が銀行法違反で逮捕された!


【本のこと】『ビジネス』の発想法 にあるように、彼氏は高校の後輩で、中学も後輩。そして、WikiPediaを見ると高校でサッカーをやっていたようだから、中学のクラブでも後輩(私は高校ではやんなかった)、と向こうは気にしていないがそこそこ縁のある相手。


彼は、小学校は街中の小学校のようだから、家はちょっと遠いな(私は、田園地帯の田舎。でも、高校までの距離はそんなに変わらないような気がするが、・・・。まっ、そんなことどうでも良いが)。


しかし、彼は結構期待の星だったんだが、本当に新聞等の発表の通り、メール削除の指示したのかな?


直接知っている相手ではないのでなんともいえないが、後輩なだけにそうであって欲しくないなぁ。

『企業経営』あるいは『経営者』とはどのようなものか、発想の手法と言うよりも、「マインド」に近いか?


筆者は、自らの経験と偉大な経営者の言葉から、


 『起業は圧倒的不利な命がけのギャンブル』


と言い切り、


 『夢が無ければ起業してはいけない。利益はミッション追求の結果』


と言う。


また、学校秀才ではビジネスはできないと言い、所謂ビジネス書の常識を次々と斬る。


経営を語る者の必読書と言って良いか?

『ビジネス』の発想法/木村 剛
¥1,890
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筆者は高校の後輩らしいが(狭い町のこと、もしかしたら中学、小学校も後輩かも?)、私の前後には優秀な連中が多い様だ。、

コンサルティングのスキルとして重要な1つとして『問題発見・解決』のスキルがあり、


 ゼロベース思考

 仮説思考


あるいは、各種のフレームワークが色々な本で紹介されているが、どれも「それが出来れば苦労しない」と言うレベル。


本来本で読んだからあるいはその手法を勉強下から出るというものではなく、日々の自己訓練やOJTしか実際に習得する方法は無いのだろうし、大手のコンサルティングファームや体制の整った環境であれば、それが最高の方法なのだが、大半の人にとっては本に頼るしかないのが実情。


そんな中で、(ベストかどうかは判らないが)数少ないこの方法に沿って行えば、それなりの結論にたどり着けるだろう方法論を示している入門書。

新版 図解・問題解決入門―問題の見つけ方と手の打ち方/佐藤 允一
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抽出した原因を、示された方法に沿って分類・検討していく。

実際の問題は色々複雑に絡み合い、そうそう単純なものではないが、一読後「なるほどこの方法であれば出来そう」と思わせるものがある。

ただし、今方法論でも示されないのが、「どうやって原因を抽出するか」と言うこと。

こればかりは、ロジックツリー等で地道に実施か?!



うちのメンバに対してでもそうだが、仕事の進め方について注意をする際にちょっと気にかかることが有る。

それは、


 『戦術の話をしているときに、戦略の話にしない』


と言うこと。


例えば、お客様からの短期間のオーダに対してコミュニケーション不足で最後になって「これは言った事と違うよ」と等と言われているメンバに対して、

 「まず出来るだけその場でお客様のオーダを反復しろ」

 「1時間単位位で進捗や案の内容について報告しろ」

等々と言うと、

 「要するに定期的にコミュニケーションをとれと言うことですね」

と言う反応をするメンバがいる。

気持ちは判るが、「えっ」と言う反応しか出来なくなってしまう。
 「今、その具体的な方法について指示しているんだよ!?」


結局、どうして良いのか何も判っていないんだが、うちみたいなちゃんと育成が出来ていない会社の場合この手のメンバは結構多い。

戦術と戦略の区別がついていないのである。そして、一般的に考えろと言われることが多いせいか抽象的にすることが優れていると言う意識が有る。

でも、結局今具体的に何をすれば良いかが、判らない。


その昔、システム開発を行っているときに、ソースのコメントで


 「○○管理」

 「××制御」


なんていうのは何も書いていないのと同じで、


 「○○の値をファイルに保存する」

 「××の実行選択肢を選択する」


と言う風に具体的に書けとよく注意したが、発想の根底に有るものは同じと思っている。


それこそ、要するに『二百三高地を攻める方策』を議論している時に、『二百三高地を占領しろと言うことですね』等と答えて毎回白襷隊を繰り出しているようなものなのだ。


数あるコンサルティングツールの中でも代表的なものである、ロジックツリー。

まともなコンサルタントは間違いなくこれを使いこなしている(らしいが)、実は私は苦手(イシューツリ-との区別もつかない)。


お客様に、『ロジックツリーで分析して書いてきて』 なんて言われると、胃が痛くなってしまう。


まず第一に、階層毎の軸の選定が出来ない。1乃至2階層位まではかろうじて何とかするが、その先は途端にノーアイディアに。

第二には、上記の軸が出来ないときには、上位階層の抽象度を下げる(具体化)ことを考えるが、話がなんだか局所、局所へと・・・。


最近は開き直って、構造化は第一階層位で、後はどれだけ具体化できるかを眼目としているが、なかなかね~ぇ。
油断すると、簡単に論理のループに・・・。

最近、ユナイテッドアローズのコラボレーション企画が目に付くようになって来た。


 富士通とのコラボレーションによる携帯電話  

 サントリーとのコラボレーションによる 『PANDAO


携帯電話は色々ファッションメーカとのコラボレーションはあり、うちの娘もFrancFrancのものを持っていたりするが、サントリーとのコラボレーションと言うのはちょっと意外だ。


ただ、提携はユナイテッドアローズ ブランドそのものではなく、


 生活雑貨ブランド 「UNITED ARROWS STYLE for LIVING

              (ユナイテッドアローズ スタイルフォーリビング」


との間とのこと。


ファッションメーカが財布やキーケースのような雑貨への進出であればわかるが、生活雑貨に進出すると言うのもちょっと意外な感じがする。

ユナイテッドアローズは所謂アパレルから生活全般に関わるファッションメーカ、「ライフスタイルコーディネータ」的な企業への変身を図ろうとしているのか?


そうであれは、次は家電や自動車か?


ちょっと注目したいと思っている。

不況のあおりを受けてか、ファミリーレストランが軒並み売上を落としているようだ。

「ロイヤル・ホスト」では、既存店の売上が30ヶ月連続で下がっているとのこと。

(TV東京 ワールドビジネスサテライト 4月8日放送より)


同番組によれば、各企業は「低価格への移行」や「店舗毎の独自メニュー」等を模索しているとのこと。


本当にそれで良いのだろうか?


ファミリーレストランに限って言えば必ずしも価格や店舗毎の地域性等へ未対応だけではないと考えている。

ファミリーレストランが、本来の存在意義を見失い


 「ただの手頃な食堂」


に成り下がった結果だ。


「外食王の飢え」(城山三郎)の内容がどれだけ真実かは判らないが、嘗てのファミリーレストラン「ロイヤル・ホスト」には、「アメリカを持ってくる(言葉は正確ではないが同意義)」と言った明確なコンセプトが有った。そして、マリリンモンローも食べたと言う「オニオングラタンスープ」。

「ロイヤル・ホスト」だけでなく、「デニーズ」も元々がアメリカ企業であり、アメリカでは普通である「eggs any style(確か20種類を超える卵の調理方法)」が有った。


日本ではないような一種独特の雰囲気があり、(良いか悪いかは別にして)アメリカナイズされたもてなしが有った。

1,000円から2,000円で味わえるアメリカだった。

「ジョナサン」や「サンデーズサン」もそうだった。


また、「サイゼリア」は低価格で有るが、本格的なイタリア料理が有った(嘗ては、コースも有った)。


翻って、現在はどうか?


「デニーズ」は卵料理の種類を減らし、どのレストランも不味くて高いラーメンや、「マグロ丼」と言ったメニューが出てきて、通路には餓鬼共が走り回り、その親は上下ジャージで高笑いのおしゃべり。

「サイゼリア」などは、価格が安いことも有り夜はいかれた若い連中の溜り場と化している。

そして、ほぼ全員の携帯の声 「今、何してるぅ?」

「ジョナサン」の某都内下町の店舗では、シートが破れ放題。


個人的には、嘗て「ロイヤル・ホスト」にドリンク・バーが置かれたとき、「「ロイヤル・ホスト」もこれまでか!」と思ったことが有る。

(そういえば、恐らく同経営の「ロイネット・ホテル」のサービスも、「所詮この程度」っていう印象を持った)


こんな所へ、安く無い金を払って価格に見合わない料理を食べに誰が行こうか?


一方、自らの存在意義を明確にしている店、例えば「幸楽苑」は確実に伸び、また多少高くてもその雰囲気等を大事にしている店は確実に人が入っているのだ。


いまこそ、ファミリーレストランはその存在意義を見直すときではないだろうか?

コピーを考えると言うのは必ずしもコンサルタントのメインの仕事ではないかもしれないが、プレゼンテーション等で一言で本質を捉えターゲットの心に残るコピーの作成と言うのは重要な仕事(テクニック)の1つでは有ると思う。


今一番気に入っているコピーは、資生堂の


 一瞬も 一生も 美しく


何がどう良いのか上手くいえないが、スッと耳に入り心に残る。

言葉もそうかもしれないが、音が美しいことも有るかと思っている。女性の美しさがそのまま表現されているかのような音だと思う。


個人的には、嘗てのSONYの ディジタル・ドリーム・キッヅ と言うのも好きだったが、この資生堂の音の美しさにはかなわない。

その他のものは、テンポ等は良いものは多いが説明的でかつ音が綺麗でない。


コピーではないが、見ていて笑ったのは、JTのルーツのCMの最後のつぶやきもので、


 ささいなところに本音は見える。


見ていて大爆笑。

最後に「。」が付いているのも何か意味有りげで、・・・。

システム屋出身であり、また最近の経営や業務の革新はIT無しにできない所から、ITトピックは重要なテーマの1つで有ると思っている。

また自社の開発案件として誘引することも重要なミッション。


最近のトピックとしては、以下の様なことに関心を持っている。


■基盤関係

 - ブレードサーバ、仮想化(特にサーバ)

 - データセンタの消費電力対策


■アプリケーション関係

 - 仮想空間

 - 予測市場


ただ、ハード関係は個人的に疎く、自社には余り関係な無い所から、本当に『単なる興味』だが調査案件としては結構面白いかなと思っている。

また、OS関係も一時「OSオタク」だったことが有るが(PCにWindows、Linux、FreeBSDと全部入れていたことが有る)、今は社内の他部署任せで調査案件どまり。

どちらも一般的なことは言うが。


仮想空間では、「SecondLife」が有名だが最近はちょっと低調。

ただ、OpenSimなどの活動は結構盛んで低機能PCでもいけるようになってきているようなので、ビジネス展開のアイディア次第で大化けしそうな気がしている。

予測市場は決して新しいアイディアではないが、気になっている話題。


どちらもどう使っていくかがキーだが残念ながら現時点ではノーアイディア。