今日は学校の周年記念式典。
土曜日だし、正規の職員ではないから当然のごとく欠席で出した。
だいぶ経ってから
2つの理由で、出席に変えると副校長に申し出た。
理由 その一
現職だった頃の懐かしい人たちが大勢出席するらしいから 会えそうだということ。
理由 その2
自衛隊の音楽隊の演奏を聴いてみたかったこと。
新採の時、友達に月一度
クラシックのオーケストラを聴きに行かないかと言われて
東京文化会館で定演をやっているオーケストラの会員になった。
しばらくたってやめたが
退職して、近い池袋の芸術劇場で読響の会員になった。
その後あちこち浮気しているが今も定期会員。
自衛隊の音楽は聴いたことがない。
あちこちのホールで無料?で応募する演奏会があるが、ポリシーが邪魔をしてすんなり聴きに行けなかった。
(災害救助隊は感謝しているが)
税金でたっぷり練習していられるんだから 相当レベルが高いだろうと 一度聞いてみたかった。
日本ではN響が一番レベル高いと言われているが、自衛隊の演奏とはいかなるものなのか…体育館で6年生とお客さんに聴かせるのだから大きなホールでやるような大部隊ではないだろう。
曲目はなんだろうかと気になる。
友達は興味津々で、様子を教えてねと言う。
参加者名簿を見ると、来賓は元管理職が多くて、同僚だった人は少ない。
その中で、退職する年に組んだ
新採の若い女の子の名前を午後の祝賀会で見つけた。午後だけの親睦会場の参加なら会えないなあ…
若いのに本当によくできた子で、どんな両親に育てられたらこんな素敵なお嬢さんに育つのだろうと思った。
笑顔が素敵な背の高い美人だった。
直ぐに東京から地方に引っ越して縁が切れてしまった。
誰かに託そうとして手紙を書いた。
そしたら朝校長に、
「〇〇さん、式典にも参加するよ!」 と聞いて受付のテントそばで早くから待っていた。
現役時代にお世話になった管理職3人とご挨拶ができた。元PTAの会長さん3人にもお会いした。その3人のお子さんの担任をした。
そのうちお目当ての〇〇ちゃんが受付に現れて、思わず駆け寄った。
ハグし合って再会を喜んだ。
退職する最後の年に 一緒に1年生の担任をした。
興奮して話していると、受付の人に
「お客さんの名前が聞こえないからテントから離れて!」
と注意されてしまった。
オ〜ごめんなさい!
あんないい子だったのに、最近教師を辞めたそうだ。
今、若い人にはやはりブラックな職場なんだな…いい先生になれたのに…そのうち復帰してほしい。
ラインが交換できたから嬉しい。
式典だから区長も教育委員会も来て大勢が挨拶する。
5人が5分ずつ挨拶する予定。そのたびに1人につき2回、はじめと終わりに立ったり座ったりする。
これって必要?
座ったままお辞儀をすればいいんとちゃうか?
まあ長い挨拶が終わって6年生のお祝いの言葉の呼びかけ。担任は大変だったろう。
いよいよ最後は楽しみな自衛隊音楽隊の演奏、東京第一音楽隊と書いてあった。
年間百回演奏会をしているそうだ。
感想
オーケストラでなく吹奏楽だったからN響と比べたりはできなかった。
6年生の児童が大半だから
その子どもたちに合わせた見事なプログラムだった。
プログラム
祝典行進曲
ディズニーメドレーと
楽器紹介
コナンのテーマ
(サックスのソロが鳥肌立つくらいに
上手 かった)
ウィリアムテル序曲から
アンコールの校歌
ちょっとどころか 大変に感心してしまった。
自衛隊の音楽隊ということを忘れて純粋に音楽を楽しめた。
ただ…なぜ自衛隊だったのかの疑問は残る。
私が現役の時も何かのイベントで自衛隊を呼ぶ案が出たが反対が多くて流れた記憶がある。
終わったから廊下に展示された展覧会を〇〇ちやんともう1人 3人で見て回った。
教え子が1人会いに来てくれ
た。
沢山の懐かしい人達に会えて若返ったような気持ちだ。
出席して良かった。
このあと 午後
練馬へジャズコンサートに出かけた。
それは明日