2024/07/25 玉三郎の越路吹雪物語 歌舞伎座特別公演 | つっちーの日々

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歌舞伎座がコンサートホールになった。
そこに越路吹雪が立って歌っている・・・・ 




 小朝と玉三郎の歌舞伎座特別公演、

1日だけ。

希少価値のあるチケット。


ネット  繋がらなくて、繋がったときには、桟敷席が一つだけ残っていて直ぐおさえてやっと買えた。 




 私の隣の80代の人は、3分で電話が繋がったけど 完売と言われ ガッカリしていたら
「あっ、今やめると言った人がいるので取れます」と奇跡的にとれたと言った。 


 今日の客はみんな そんなふうにしてチケットを手に入れた人達だろう。




 初めは「怪談 牡丹燈籠」
落語芝居。

 小朝が立役で玉三郎が女方の2人落語。 



玉三郎の三人の女の演じ分けは まさに人間国宝。
座ったままで身分のまるで違う3人を声だけで演じきっていて

笑いも誘った。 


 休憩を挟んでの「越路吹雪物語」
これこそが私が期待したステージ。 


 小朝のが越路吹雪のエピーソードを語り、それに関連した歌を中央の高くなったステージで玉三郎が歌う。 


 一曲一曲、全部ドレスを変えていた。


 私は歌手 玉三郎を初めて聴いた。

声に深みと張りがあり
そこに越路吹雪がいるようだった。




立ち姿がさすが
玉三郎は美しい。 

 七曲歌ったが、最後の愛の讃歌が一番心に染みた。
終わったら、会場からため息が聞こえたようだった。

鳴り止まない拍手に暫くしたら幕が上がって再び玉三郎をみることができた。

歌手、玉三郎も

素晴らしかった。