2024/04/01映画「カムイの歌」「ほかげ」「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」 | つっちーの日々

つっちーの日々

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今日は盛りだくさんの日だ! 

そして寒い! 


 前から見たかった映画2本を、 田端のチュプキでやっている。それも連続して2本見られるから無理して映画2本と演劇。 




 映画好きで知らない人はいない飯田橋ギンレイホールがなくなって、見逃したいい映画を見る機会がなくなった。

 それを補充してくれるのが
田端のチュプキ。 


 今日見たのは「カムイのうた」と

「ほかげ」 

 

カムイのうたは、全てに神が宿ると信じ、自然と共に生きてきたアイヌ民族が

和人に土地を奪われ、差別迫害を受け続け てきた事実の歴史を描いている。 


将来を誓った恋人の言葉は重い。 

「何も悪いことはしていないのになぜ!」
滅びゆく民族と言っていたが 、

なぜアイヌは滅びなくてはならないのだ。 


「蝦夷地別件」の小説はいまでも深く切なく私の心に残っている。 


 ユーカラを初めて日本語訳した知里幸恵をモデルにした事実のアイヌの歴史。

花丸💮 


 次の「ほかげ」はキネマ旬報の主演女優賞に趣里!   作品賞も3位に入った映画で是非見たいと思っていた。



 朝ドラのヒロインとは真反対の主人公。

戦後焼け残ったボロ屋で

名ばかりの食堂と売春で、孤独に生きている。そこで一人の戦争孤児と出会い、

わずかな希望の光が見える。
この少年の目が強く何かを語る。 


 もう一人、森山未來のなぞの人物が現れる。何人も殺して夜うなされている。

 ここは「野火」を思い出す。
塚本晋也監督は、ウクライナやガザや、殺傷能力のある武器輸出…今の現状に一石を投じたかったのだと思う。 


 16日までやっているから
大勢にこの2本は見てほしい。
田端のチュプキは津波裁判の大川小学校の映画も上映してブログにも書いた。 


 このあと外苑前の日本青年館まで行く。
「銀行強盗にあって妻が縮んでしまった事件」
変な題名だ。


それにしてもうちからはアクセスが悪くておまけに夜で気が進まない。

 都民劇場の難しいところだ。


 時間がありすぎて、後楽園まで行って根室花まるでお寿司を食べた。 


 縮んでいく妻をどう表現するのか興味があったが、さすがプロの演出だ。

谷原章介の妻が縮んで最後は6センチほどになるのだが、それが不自然でなく2人が同じ舞台に立っている。

 

周りは全員がバレエダンサーに見えた。

状況や心理をダンスで的確に表現し想像力を高めてくれる。

 

演劇の面白さは

 ①ストーリーそのもの 

②俳優の演技 

③舞台装置と演出 

この演劇はは①と③が面白かった。