今日は最もチケットが取れない一人の
講談師 神田伯山の独演会。
南越谷サンシティホール
先日、明治座の伯山チケットを私は仕事だったから友達に頼んだ。
友達は待ち構えて10時には繋げたのに
取れなくて結局完売。
時間差で売り出すぴあに賭けるとラインがはいった。
また完売で、次eプラスに挑戦したらしいがこれも駄目。
そういう中で、越ヶ谷のこのホールの会員になっている友達が私の分は前もって取ってくれていたが、その本人が行けなくなって、 苦労した友達にチケットが回ってきた。
友達は大喜びだった。
私はというと、6時半からだから時間に
余裕がありすぎて、映画もちょうど時間が合うものが「ドラえもん」しかなくて
それを見に行った。
映画館でドラえもんを見るのは実は初めてだが、今回の「のび太の地球交響楽」は
とても良かった。
さて南越谷ガストでまた時間を潰して
ホールへ。
友達は先に来ていた。
実は 伯山になる前の神田松之丞の
まだ売れる前からファンで、
小さな会場に通い詰めていた人と
源氏物語を読む会で知り合い、
「松之丞ファンクラブ」に入れてもらった。
その紹介で何回か聞き、取るのが困難になってからも歌舞伎座での講談を会員だから取れたが、明治座は取れなくて悔しい思いをした。
前座1席と伯山2席かな?と思っていたら、前座の後 伯山が4席もやってくれた。
こんなのは初めてだ。
おまけに面白くて、隣の友達とおなかからオクターブ高い声を出して笑った笑った。涙が出た。
私はお笑いが大好きだが、
そうそう漫才でも落語でも笑う方ではない。
伯山の緩急の付け方は絶妙で、
リズム感があり、迫力があり、泣かせる。
前聞いたときより、女の演じ方が凄くうまくなっていて驚いた。
二人でチケット取れないからファンクラブに入ろうか…などとまで話して盛り上がった。
6時半からだから休憩入れて9時半まで。
3時間もやってくれた。
ミュージカル並の長さだ。
初めての会場だという。
講談を聞くのは初めてという人も多かった。
こういうサービス精神がフォンを増やしていくのだろう。応援していきたい。
本当に楽しい充実した満足の講談だった。