元気がないときは考えないのです。No.6272 | spiritual VOICE 365

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スピリチュアル・カウンセラー
八幡宇影のメッセージです。

足りないものを見つけるのが
人間の脳の習性です。
 
足りないものを
埋めようとするのも
また人間の脳の習性です。
 
私たちの心身に元気があるときは、
足りないものが
「課題」になります。
 
反対に元気がないときは、
足りないものが
「問題」になります。
 
課題と問題の違いは、
「自分で何とかできる
と思っているか」、
「手に負えないと思っているか」
の違いです。
 
 
課題の状態のときは、ある意味で、
「自作自演の芝居をしていて、
それがある程度満足のいく出来で
楽しめているとき」です。
 
足りないものを埋めるために
努力している自分のことが
好きなときです。
 
これはそっとしておいて
よいでしょう。
 
 
問題になった状態のときは、
「自分で作り出した芝居がうまく
進行せず、欲求不満で不幸な
気分になっているとき」です。
 
足りないものを埋めたいのに
自分ではどうすることもできず、
無力感に襲われています。
 
この場合は、早目に手を打った
ほうがよいと思います。
 
放っておくと次々に問題を
生み出し続け、そのうち
完全に手に負えなくなります。
 
 
元気というものは、ある程度は
自分で何とかできますが、
そもそも元気の素は宇宙から
やって来ているので、
宇宙のほうの都合で元気が
供給されていないときは、
元気の出しようがありません。
 
元気の出しようがないとしたら、
問題の発生を止めるためには、
脳の機能のほうをオフにするしか
ないということになります。
 
 
「いま元気がないな」と感じた
ときは、元気が出てくるまで
脳の機能をオフにすることです。
 
元気がないときは考えないのです。
 
考えなければ、脳の習性によって
足りない部分を探し出したり、
問題を作り出したり
しなくなります。
 
しばらくすれば、
元気の供給も再開します。
 
 
考えないためには、
身体を動かすことがよいでしょう。
 
たっぷり睡眠をとったり
お風呂につかったりして、
身体を労わるのもよいですね。
 
また脳の機能をオフにする
ついでに、
日頃の思考作業でたまっていた
宇宙と自分とのパイプラインの
ゴミ(カルマ)を掃除すると
よいでしょう。
 
宇宙からの元気の素が
流れ込みやすくなります。
 
これには瞑想と断捨離がよいです。
 
すると、宇宙から再び
元気が供給され始めたときに、
一気に動き出せるように
なります。
 
 
最初にお話しした通り、
脳は足りないものを見つけては
埋めようとし続けます。
 
埋める元気があれば
どうぞ埋めてください。
 
元気がないときは、
脳のスイッチを切ってください。
 
身体を動かしたり、
労わったりしながら、
再び元気がやってくるのを
待ってください。
 
元気になれば、
何とかなりますから。