バルセロナ・サンツ駅から列車で東北に90kmほどの位置にあるジローナに向かった。1時間20分ほどで着いた。

 

 ラインが白くて分かりにくいかな?38分とかあるのはAVE(スペインの新幹線、最高速度300㎞/h)の場合だ。私が乗ったのは在来線を走るMD(中・長距離列車で最高速度160㎞/h)だ。

 

『ジローナ(GIRONA)の駅』

 小雨が降っている。

 

 少し肌寒いが気持ちいい。時間が早いのと日曜日だということもあって人通りが少ない。とても静かだ。

 

 この橋を渡れば旧市街だ。

 

 丘の上には大聖堂が見える。オニャール川に面して黄色、淡いピンク、白と色とりどりの家々が並んでいる。古代ローマ時代に作られた町で、タラゴナに比べて古代ローマの遺跡は非常に少なく、その魅力は中世の町並みにある。旧ユダヤ人地区なんていう地域もある。

 

 

 正面に『Basilica St Feliu』が見えてきたが、先に大聖堂に入る。 

 

『大聖堂』

 ファサードはあまりゴテゴテしていないがバロック様式だそうだ。

 

 中に入ると、中央に視界を遮る巨大な壁のようなものがあるが、これはパイプオルガンだ。

 

 内部はゴシック様式。高い天井を支える巨大な柱、リブ&ボールトの天井とステンドグラスが特徴だ。

 

 

 

 

 パイプオルガンがこんなところにある教会は初めて見た。

 

 

 大聖堂の廻りを一周して、

 

 

 川の方に下る。Basilica St Feliu の塔が見えている。

 

 いかにも中世都市という趣の路地を抜けて行く。

 

 川を渡って、Basilica St Feliu に向かう。

 

 左に Basilica St Feliu 右に大聖堂が見える。橋の上には先生に引率された高校生たちで溢れていた。

 

 

 ちょっと長くなったので今日はここまで。