「007シリーズ」の映画は1963年のショーン・コネリー主演の『007は殺しの番号』から2021年のダニエル・クレイグ主演の『No Time To Die 』まで25作もある。特別なファンではないが、全作品を見ている。長い期間作り続けられており、スパイ映画なのでその世界情勢などの影響をうけ、作風も変わってきている。主人公も何代も世代交代している。現在の混沌とした世界情勢を考えればこの作品はいろいろなヴァリエーションが考えられ、終わりそうで終わらない、まだまだ作り続けられるだろう。

 『黄金銃を持つ男』は第9作、1974年の作だ。ブログに載せる前にツタヤでレンタルして久々に見直してみた。ボンド役は3代目のロジャー・ムーア、敵役はドラキュラ映画で有名なクリストファー・リーだ。内容はほとんどコメディーといっていい。

 

 

 ジェームズボンド島(本当の名前はピンカン島)に到着した。小さな船着き場なので、前の船が客を下ろしたら入れ替わり接岸する。有名なロウソク岩?は島の反対側で歩いて行く。 

 

 

 

 

 

 実際の映画の場面。

 
 身長196㎝もあったクリストファー・リーは背が低いとはいえないロジャー・ムーアよりもだいぶ高い。クリストファー・リーは怪奇映画の大スターで、ドラキュラ伯爵は立派な体躯と貴族的な品のいい容姿でよく似合っていた。
 

 

 

 ロウソク岩の前で泳いでいる人がいたので、せっかくなので私も泳いでみた。

 

 濡れても言いように水中カメラを持ってきてよかった。ただ海中は透明度が低いので撮らなかった。

 

 

 

 

 

 帰る時間が迫ってきた。何しろ時間に遅れると「今日帰れなかったら明日になります」ということなので、出発時間前に岩間のトイレで用を済ませておいた。

 

 帰りには、お昼を食べたパンイー島が見えた。金ぴかの玉ねぎ屋根のモスクも見える。

 

 ジェームズ・ボンド島のお話はこれでお仕舞い。

主題歌 The Man with the Golden Gun はなかなかいいのでぜひ聴いてください。