大昔の話だが会社から自民党のパーティー券が回ってきた。赤坂プリンスホテルでの麻生太郎の政治パーティーだった。橋本龍太郎や金丸信、塩爺もいたから随分前だ。麻生太郎はまだその時はそれほどではなかった気がする。演壇にたって亀井静香の話などしていて、TV番組で独特なキャラで有名だった亀井静香に自分を関連付けて自己宣伝していた。麻生が後に総理大臣になるとはその時夢にも思わなかった。政治家は小柄な人が多かったが、麻生は背が高かったという印象くらいしかない。ゲストの講演者は先ごろ自死した西部邁で、自民党に呼ばれていたにもかかわらず、自民党を保守主義の立場で滅茶苦茶批判していて、少々びっくりしたものだ。「経済学はプリミティブな学問」、そのときの東南アジアの経済発展について「東南アジアは発展しているどころか燃えている」とか前後の脈絡は覚えていないが、西部節が炸裂していた。
麻生はべらんめえ口調で、記者のつまらん質問、インタヴューに応えているが、それほど間違ったことを言っていない気がする。
野党も低次元な話で辞任を求めて国会を空転させているが、長引けば国民の気持ちも離れていくだろう。
「民主党」と「希望の党」が一緒になって「国民民主党」(略して「国民党」)というのを作るらしい。国民のためでも民主でもないのに、恥ずかしげもなくこんな仰々しい名前をよくつけるものだ。
台湾では民進党と国民党が争っていて、元は民進党だった政党が真逆の国民党になったので「孫文、蒋介石も驚いている」という皮肉ったニュースもあった。
私は提案する。「烏合の衆」をもじって『烏合の党』というのがよかったのではないかな。
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烏合の衆=カラスが集まっても、鳴いてうるさいだけで統一に欠け
る集団のこと。
自民党の森山国対委員長が「解散も選択肢の一つ」といったら、立憲民主党の辻元清美国対委員長が「何を言っているのか。困るのは与党だ。そんな余裕はあるのか。」と言っていたが、試しに解散してみたらどうか。与党批判はあっても、多少票を減らしても、情けない野党の票がそんなに増えるとは思わない。
朝方は土砂降りだった。雨が上がって晴れるかなと思ったが、夕方になってもすっきり晴れるということはなかった。


