シャルロッテンブルク宮殿の中に入ってみる。
初代プロイセン国王フリードリッヒ1世の妃ゾフィー・シャルロッテの夏の別荘として建てられた。1695年から3期に渡り建てられ、現在のようになったのは1790年だという。フリードリッヒ(2世)大王もここに住んだ。
ベルリンに残るプロイセン王の唯一の宮殿だ。
2013年6月アメリカのオバマ元大統領が来たときには、ここで歓迎晩餐会が開かれた。
『ホワイトホール』
『ゴールデン・ギャラリー』
フリードリッヒ大王が増築した新翼にあるロココの美しいギャラリーだ。
装飾には蜘蛛の巣のデザインなどサンスーシー宮殿と共通するものがある。
ロココの代表的な画家ヴァトーの『シテール島への巡礼』。画集にも載っている作品だ。素晴らしい。
ドビュッシーの「喜びの島」はこの絵から着想された。
この宮殿の陶器のコレクションは有名らしい。
プロイセン王の王冠。私は宝物館で王冠を見るのが好きだが、王冠としてはけっこう地味な王冠だ。
昔のシャルロッテンブルク宮殿周辺の風景画があった。
ダヴィッドは多少の異同はあるが『ナポレオンのアルプス越え』を5枚残したそうだが、そのうちの一枚がここにある。