報道番組「NEWS ZERO」を見ていたら、共産党の都議会議員が豊洲市場の地下ピットの溜り水を採取してリトマス試験紙を浸したら強アルカリ性を示したという。雨水は酸性なのにアルカリ性なのは雨水ではなく地下水ではないかと言っていた。
ちゃんと技術屋を連れて行くなり、相談してからしゃべれよ。コンクリートに浸かった水はアルカリ性に決まっている。「NEWS ZERO」も報道番組の資格なしだ。建築関係の人間から見ればこんなの常識だ。コンクリートがアルカリ性だからだ。こういう水に手を長いこと入れていると手がぬるぬるしてきて手が荒れる。
コンクリートで作った池に鯉をいきなり入れる奴はいない。鯉がアルカリ性の水ですぐに死ぬからだ。必ず十分時間をかけて薬剤で中和してから鯉を放つ。普通の人にもこんな話は常識かなと思うがいかがだろう。
そもそも地下水、地下水と言っているが豊洲みたいな埋立地の地下水は海水だ。溜り水に塩分が含まれているかどうかを調べるべきだ。小さな島に飲み水がないのは井戸を掘っても、真水ではなく塩分濃度の高い水が出てくるからだ。
また明日共産党の小学生なみのリトマス試験紙で調べたらアルカリ性だったという話をワイドショーでピーヒョロ取り上げるのかな~?そしたらそのワイドショーは見識のない、いい加減なものだと笑ってやろう。
PS
今朝、情報番組「ZIP」を見ていたらこの話題がでていて、「何らかの化学成分が混じっている。コンクリートの成分が溶けだしたのかもしれない」と修正していて、地下水が漏れ出たという話はなかった。まさか昨日の夜、私の書いた記事を読んだわけではないだろうが、誰かアドバイスした人がいたに違いない。
そういえば昨日、別なコメントをしている人間にも驚いた。建築の構造設計をしているという人物が出てきて、水を防ぐために地下ピットの床と壁に30cmの厚さのコンクリートを打設するというものだ。本当に構造設計をしているのか?物凄い重量が建物本体にかかることになる。基礎下に造った杭にかかる荷重を考えたら、とても正気の発言とは思えなかった。マスコミもよくしゃべるコメンテーターではなくちゃんとした技術者からコメントをとってもらいたいものだ。
私は都の職員が談合に加担していると思うが、技術的なことではそれほど間違ったことはやっていないと思う。
しかし7時の同じ「ZIP」のニュースを見たら、さすがに溜り水が地下水というはなしはなかったが、「コンクリートの成分が溶けだしたかもしれない」という話は消滅していて、雨水は酸性で溜り水はアルカリ性という話だけを報じていた。いったいどういうふうにニュースの記事を作っているの?