日中に再度訪れた。天気も晴れてきた。朝これだったら朝日に映えるアンコール・ワットが見えたのにと思いつつ・・・・・。

アンコール・ワットには大きな外堀がある。上部が欠けて見えているのは外周の第一回廊の祠塔で本体のものではない。中心部はまだ見えないように配置、設計されている。この外堀は海で中央部はヒンドゥー教の神々が住む須彌山(シュミセン)・メール山を象徴するという。

中央奥のほうに本体の祠塔が小さく見えていて、いかに遺跡が大きいか、広いかが分かる。ポルポト政権時代、アンコール・ワットの石を砕石代わりに使ったという。もっとも祠塔の上の石を取るのは足場がいるからそのときに壊されたのではないと思う。

一番外側の第一回廊の美しい官能的というか肉感的な女神(デヴァター)の群舞のレリーフ。西側の参道から入ると、右側には「マハーバーラタ」、左側には「ラーマーヤナ」のレリーフがある。

「ナラ王物語」
マハーバーラタはヒンドゥー教の聖典のひとつで全18巻、200,000行を超える長大な叙事詩だという。そのなかで「ナラ王物語」は最も美しい愛の物語だそうだ。美男、美女の王様と王妃が、魔王の呪いによっていろいろな苦難にあい離れ離れになってしまうが、最後には艱難辛苦を乗り越えてふたたび結ばれる。ありがちといえばありがちな神話的世界だ。






