音と香りで心身を整えるセラピー。

さらに数秘セッションや波動測定器を使って、

自分と向き合い笑顔の時間を増やすお手伝い。

プライベートサロン

『じぶんサポートサロン HANON(ハノン)』

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先日、満員電車に乗っていた時のこと。

駅に着くとたくさんの人がホームで電車を待っていた。

「この人たちがまた乗ってくるのかぁ。」

と窓の外を見ていると電車の扉が開く前に、

わっと急に人がいなくなった。

 

電車が入ってきてみんなが前にずれたのかな、

としか思っていなかったのだが、

よく見ると中学生くらいの男の子がボーッと佇んでいた。

迷っているのか、となんとなく目で追っていると、

急に噴水のように吐いてしまっていた。

 

まるで漫画のようにさっと人がいなくなったのは、

これだったのか。

みんな先を急いでいて、大人たちは誰も声をかけていなかった。

 

反対側の電車に並んでいた女性が、気になっているのか

ずっと彼のことを見てどうしようか悩んでいる様子だった。

けれど電車が来てしまい、後ろを振り向きながら乗って行ってしまった。

 

私も、これは降りるべきなのか悩んでいると、

1人の30代ぐらいの男性がさっと現れ、彼に話しかけた。

そして、さっと自分のハンドタオルを渡し、

どこかへ誘導して行ってくれた。

 

若い男性が声をかけたことに、すごく感動したのと同時に、

自分を含め見ていて何もしてあげない人たちに、

情けなさを感じた。

 

子供でさえも放っておいてしまうのか。

その子は、唯一声をかけてくれた男性の優しさを忘れずに、

自分もそうする人になってくれるだろうか。

それとも、困っていてもみんな見て見ぬふりをする、

冷たさが心に残ってしまっただろうか。

 

その後も気になった。

自分の子供だけでなく、日本の、世界の子どもたちが

どう育ってほしいか。

それならば、子どもたちになりたいと思える大人を見せていかないと。

 

人としてできること、やるべきことをやっていこう。

自分のために。将来のために。