音と香りで心身を整えるセラピー。
さらに数秘セッションや波動測定器を使って、
自分と向き合い笑顔の時間を増やすお手伝い。
プライベートサロン
『じぶんサポートサロン HANON(ハノン)』
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夕ご飯の時の話。
長男がビビンバの具材をご飯に乗せただけで食べようとした。
それを見てパパが「コチュジャンは入れないの?」と聞いた。
すると長男は「入れない。そんなの絶対入れない。余計なものは入れたくない。」
と、捲し立てるように答えた。
その返答を聞いたパパは、ブチギレた。
「”入れないのか”って聞いただけでなんで”絶対入れない”とか、
人を腹立たせるような言い方しかできないんだ!」
「何がいけないの?自分の意見を言っただけで。」
と長男も納得がいかない様子。
「入れないの?って聞いただけなんだから、入れないだけでいいだろ。
それを絶対入れない、とか余計なものとか、そんなこと聞いてないんだよ。」
とさらにパパはご立腹。
そこは大人な長男が「あぁ、そう。悪かった。」と謝ってことが済んだ。
確かに、私も長男の言い方にムカっとした。
でも、自分の意見をはっきり相手に伝えるという意味で、
この子は海外向きなのかな、と思ったりもした。
しかし、その言い方がどうなの?というのは、長男に限ったことではない。
若い子たちの会話を聞いていると、
私にはすごく強い言い方に感じ「ケンカにならないの?」と思うことがある。
同じことを伝えるにしても言い方はある。
今回の場合”そんなの”とか”余計なもの”とか、
相手を否定するような言葉を使っているのが良くなったかなと思う。
一方で、自分の意見を一言の問いから、しっかりと伝えるというのは
大切なことだとも感じた。
日本人は、言葉尻から相手が思っていることを察するということが、
当たり前とされてきたし、それが美であるともされてきた。
しかしながら、本を読む習慣も薄れ、動画で情報を得るようになった昨今では、
自分であれこれと想像することは減っている。
さらに、言葉のみで状況を伝える電話を使うことも減り、
LINEやメールでのやり取りの方が断然多い。
それはできるだけ要件のみを端的に伝えるために略語も多く使われている。
もしかすると、自分の思いを一方的に表現することは、
私世代以前の人たちよりも、今の子達の方が上手かもしれない。
自分の意見をしっかり言えるということは、
ある意味自分を大切に思えていることだと思う。
けれど、自分だけ良ければ良しと思えているのはまた違う。
相手は自分。自分を大切にしてそうで、実はできていない状態。
相手を尊重しつつ、自分の意見もしっかり言える。
そんな人たちが増えていったらいいのにな。
とはいえ、自分の気持ちを言葉にできない人もたくさんいらっしゃる。
自分がどんなことを思っているのかも曖昧。
まずは、自分の思いを言葉にしてみませんか?
自分と向き合ってみたい方、お待ちしています。