iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)/山本 敏行
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「iPhoneとツイッターで会社は儲かる」山本敏行著(マイコミ新書)を読みました。
IT関連の小さな会社が、ビジネスと社内のコミュニケーションのツールとして、iPhoneとツイッターを全社に導入したことによって、劇的に効率化や社員同士の意思疎通が向上した、といいます。
とくに、クラウドシステム(雲のように、ネットワーク上で情報がつながりあうようなイメージ)によって、パソコンにインターネットが接続できれば、あらゆる作業が可能になる時代が到来したことで、日本でとくに普及・発達した、携帯電話のあり方が、大きく変わらざるを得ない、という指摘にはうなづけました。
今後は、iPhoneのようなスマートフォンが間違いなく携帯電話に代わって普及し広がるな、と思いました。
著者が「あとがき」で強調していた、インターネットが「弱者に光をあてる技術」という言葉が印象的でした。資本の大小にかかわりなく、あるいは社会的な地位の高低にかかわりなく、ましてや政治的発言力の強弱にかかわりなく、ITが、人々のつながりあう力、真実をみきわめる力を促す役割を果たすのなら、この分野で大いに知恵と力を尽くしぬくことが、何よりも必要だと思いました。ぜひ、みなさんもこの本を読んでみてください。
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