矢口の政策提言メモ~その1 雇用問題 | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

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何度も挑戦しては、成功→気を緩めリバウンドの繰り返し。思い切って、ダイエットをブログのタイトルにしちゃいました。おまけで読書部屋も(笑)面白そうな本があれば、コメントくださいね。当面200冊読破が目標!


 僕は、来年の府会議員選挙での政策を掲げるにあたって、たとえば「なぜ、第2名神に反対するのか。矢口は、第2名神に反対することで、どういう城陽のまちをつくっていこうとしているのか?」を、ブログという即時性と双方向性のある手段を使って、みなさんにお伝えしたいと考えています。

 そのためのデータ集めや、問題意識などを「矢口の政策提言メモ」というカテゴリで蓄積をしていきたいと思います。


 今回は、「城陽市の正規雇用の割合は府下最低」という問題です。
 実は、これは僕が調べたデータではなく、宇治市の水谷修市会議員が準備されたものです。水谷議員は、宇治市の問題をとりあげていますが、実は、城陽市はさらに深刻です。

 水谷修市会議員のサイトから、ぜひご覧ください。

 http://www5.ocn.ne.jp/~m.osamu/de-ta_folder/seikikoyouritu.xls  


●城陽市の常用雇用者は、17072人(男8192人 女8880人)のなかで、正規雇用として働いているの割合は、全体で48.56%(男66.09%女性32.39%)と府下最低です。逆に、非正規雇用の割合は、府内でトップクラスです。

●なぜこのような数字が出てくるのか?詳細は、さらに分析が必要ですが、アルプラザ(平和堂)、イズミヤなど、大型スーパーがあることでとくに女性のパート雇用などがかなり吸収されているのではないか?ということが想像できます。

●常用雇用がある、ということ自体は、当然ながら批判されるべきことではありません。問題は、「非正規雇用が固定化、もしくは拡大されるようなしくみを行政が誘導していくことが、政策判断として正しいことなのか?正規雇用の促進につながらないような政策誘導がいまの情勢に照らして適切か?ということです。

●京都府も城陽市も、城陽市の「あらす芋」で有名な優良農地をつぶして、第2名神高速道路をつくることを求めています。その理由は、工業団地を整備し、企業誘致で市民税や固定資産税などの税収増と地元雇用の確保をはかる、というものです。

●果たして、行政が描くようなばら色の「処方箋」なのでしょうか?
 僕は、残念ながら、実態はそうなっていない、ということを訴えていきたいと考えています。
 
 その例証として、とりあえず、以下の資料をご紹介します。

 
☆「しんぶん赤旗」記事 企業・自治体に“雇用もっと”各地で党議員団 頑張る
  
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-10-13/2006101303_01_0.html  

☆大企業を応援しても雇用は増えない。三重・亀山市のシャープ工場誘致の実態(04.07.21)
 日本共産党三重県委員会のサイトより
  
http://www.jcp-mie.jp/kensei/article/040721-174017.html  

☆少子化の歯止めは… 「経済支援よりも労働環境整えて」 朝日新聞社世論調査
 
http://www.asahi.com/edu/nie/kiji/kiji/TKY200604070170.html
☆50億円で誘致した企業の雇用はどうなっているか?千葉県の場合
 
http://homepage3.nifty.com/maruyama-s/kengikai/200602yosan.html#11  


 第2名神を呼び込んで、企業誘致をはかるまちづくりか?
 それとも、城陽市でいつまでも住み続けられるような、くらしと福祉、子育て支援、お年よりにあたたかいまちづくりを市民みんなの力で築き上げる道か。

 ぜひ、みなさんのご意見をお寄せください。


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