歌ボラ、街頭宣伝、久世九条の会で歌う | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

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何度も挑戦しては、成功→気を緩めリバウンドの繰り返し。思い切って、ダイエットをブログのタイトルにしちゃいました。おまけで読書部屋も(笑)面白そうな本があれば、コメントくださいね。当面200冊読破が目標!

 昨日は、近鉄寺田駅の駅宣からスタート。飯田かおる市議とともに通勤する市民に訴えました。

 午前中は、党の会議。途中で中座して、月二回やらせてもらっているお年よりと一緒に歌うボランティア。 ちょっと早めのクリスマスパーティでした。
  歌い終わったあと、あいさつで僕が「今日は12月8日で、太平洋戦争が始まった日ですね。戦争はいやだ、という思いを込めて『ヒロシマの有る国で』を歌いましたよ」と述べた直後のこと。

 いつも温厚に、ときには「ほんまに聞いてくれてるん?」と聞いてみたくなるくらい、じーっと歌に耳を傾けているおじいちゃんが、しゃべりはじめました。

 「わしは、特攻隊の乗組員やった。『お前らの命は紙切れ一枚よりもはるかに軽い』といって、上官からいつもなぐられた。わしは死ねなかった。子どもたちや女の人たちを守ることができなかった。それが、いまでもわしは、わしは申し訳なくて・・・・」 と号泣したのだ。

 これが、戦争の傷跡なのだ、と思いました。
 戦後60年以上たっても、決して癒されることのない心の傷。
 
 それを与えたこと、与えられたこと、両方を忘れちゃいけない。つねに想像し続け、その痛み、苦しみをわがこととしてとらえつづける営みこそが大事なのだと思いました。

 僕は、予定になかったけれど、きたがわてつさんというシンガーソングライターの「日本国憲法前文」という歌を即興で歌わせていただきました。

 そのボランティアが終わったあとは、西やすひろ市議、飯田かおる市議とともに寺田西地域、古川地域をまわって、街頭演説を4箇所で行いました。
 見ず知らずの方が、大きく手をふって激励をしてくれました。熱いものがこみあげます。

 夜は、僕が住む地域で憲法9条を守るために声をあげている「久世9条の会」の「忘年会」によばれた。
 「ジョンレノンのイマジンを歌唱指導してくれ」というのでギターを担いでお邪魔してきました。
 なにより、びっくりしたのが、88歳になるAさん。「私、踊りたいわ」といいだしました。

 そこで、僕がギターの伴奏をかってでて、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を伴奏しながら歌いました。

 かろやかにAさんは踊り始め、観ていたギャラリーを踊りの中に次々と招きいれ、さいごは大きな輪ができあがりました。
 
 「すばらしい踊りでしたよ!!」と88歳のおばあちゃんに声をかけたら、「いえいえ、伴奏がとてもすばらしかったから、思わずのりました」と、なんとも心にくいコメント。

 僕と倍以上、年齢が離れているのに、この若さとノリ。
 こういうふうに、歳をとりたいものです。
 
 平和と愛。僕は決して忘れたくない。そんなことを考えた、12月8日でした。

 そして、教育基本法改悪、防衛省への昇格法案、憲法改悪・・・あらたな戦争への準備がすすめられる、このきな臭い時代に、「思い切り悲しみ、思い切り喜ぶ」という人と人との共感、つながりあいを基礎にした、草の根からの多面的な取り組みが、ますます大事だと思った一日でした。


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