３日、宇治市文化センターで行われた演説会には、８５０人もの方が参加してくださり、無事終えることができました。
ご来場いただいたみなさん、本当にありがとうございました。
７時からの開会前の時間をつかって、平和サークル「憲ぽっぽ」の若者たちが、エイサーの踊りをみせてくれました。踊りを通じて平和の大切さ、憲法９条を守ろうとアピールする姿は、若々しく新鮮で、まっすぐな感性が伝わってきます。すばらしかった！
小池晃さんは、ユーモアたっぷりに、日本の政治の異常さと日本共産党の「日本改革」の提案をお話してくださいました。
あいつぐ社会保障の改悪や庶民への増税を告発したあと、「それでも財政が大変だから仕方ないのでは？」と思っていらっしゃるみなさんはいませんか？と問いかけた小池さん。
「しかし、そういう心配はまったく必要ありません。財政を苦しくしているのは、ほかに理由があるからです」と切り出し、「無駄な大型公共工事と大企業や大金持ち優遇の税制、この二つの蛇口はずっとひらきっぱなし。」「大銀行は、公的資金を投入してもらっておきながら、法人税は１円も払っていない。もし、きちんと法人税を納めれば６５００億円の税収増になる。このお金があれば、障害者自立支援法による負担増も、介護保険の改悪による負担増も、やめさせることができます」
こういう根本にメスをいれるのが日本共産党だ、という本当に明快なお話は、とても参考になります。さっそく自分の演説のなかにとりいれていきたい、と思いました。
さて、この日、僕がしゃべった演説内容（全文）をご紹介します。
日本共産党の府会予定候補の矢口まさあきです。城陽から命輝かせる府議会の議席を！全力でがんばります。どうぞよろしくおねがいいたします。
なぜ、いま城陽に日本共産党の府会議員が必要なのか？それは、城陽市民の願いを届け、解決する議員がいないからです。だから、その仕事を私にやらせていただきたいのです。
第１に、私は、「ムダと環境破壊の第２名神高速道路はいらない！」との市民の声をハッキリと示し、建設ストップの世論を大きく広げ、市民の願いを実現する、その先頭にたちます。
自民、民主の府会議員は、国や京都府にくりかえし早期着工を求めています。これでは、「第２名神はいらない」という城陽市民の声が京都府政に届きません。名神、京滋バイパスがあり、３本目の高速道路などいらない、というのが市民の声です。
１６００億円もかかるうえに、大気汚染や騒音で近隣住民に苦痛を与える第２名神の建設は、「地元負担」の議論まで、ではじめました。かりに３％の地元負担となれば、約５０億円です。こんなところに、税金を使わせるなど、断じて許してはなりません。そんなことをすれば、大借金と高速道路だけが残り、市民が、住み続けられない寒々としたまちに城陽がなってしまいます。
第２に、私は、子どもの医療費を小学校卒業するまで無料にするなど、安心して城陽で子育てができるまちづくりをすすめます。
かつては、「子育てするなら城陽で」といわれていましたが、ついに、城陽には赤ちゃんを産むことができる病院がなくなりました。子どもの命をみんなで守ることが求められています。ところが、自民、民主の府会議員は、この４年間８回も府議会に提出されている「子どもの医療費を京都府でも小学校に上がるまで無料に」という約４万人の請願署名をすべて、否決しました。この点でも、子どもの医療費を無料に、という市民の声が京都府政に届かないのです。私は、市会議員時代、市民のみなさんとともに運動し、子どもの医療費を小学校にあがるまで無料にするために力をつくしました。子育て支援に、全力を挙げる、私、矢口まさあきを、京都府議会へ送り出してください。
第３に、「命の水、城陽の地下水」を守るためにも、私は、山砂利跡地への産廃投げ込みを許さず、水と緑を守り、よみがえらせる市民の願いと運動に連帯してがんばります。
山砂利採取跡地に持ち込まれた１６３００台分の産業廃棄物は、京都府がしっかり指導・監督して撤去させるべきです。自民、民主の府会議員は、行政にお伺いをたてる質問ばかりで、業者にあまい行政の姿勢を正すことができません。いつでも、どこでも市民の立場をつらぬき、相手が誰であれハッキリとものを言う、日本共産党の議席が、いま城陽に、どうしても必要です。市会議員６人と新しい候補者とちからをあわせて、城陽から政治を変える新しい流れをつくるために、全力をつくします。重ねてご支援を訴えて決意といたします。
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