京都府議会議員選挙に再挑戦します! | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

何度も挑戦しては、成功→気を緩めリバウンドの繰り返し。思い切って、ダイエットをブログのタイトルにしちゃいました。おまけで読書部屋も(笑)面白そうな本があれば、コメントくださいね。当面200冊読破が目標!

いつも突然ですみません。σ(^_^;)アセアセ...

本日、午後3時に城陽市役所で記者会見をし、来年4月のいっせい地方選挙前半戦、京都府議会議員選挙に城陽選挙区から前回に続き、立候補をすることになりました。以下は、記者会見でお配りしたペーパーです。

開店休業状態のメルマガをすぐ発行するとともに、宣伝や対話、要求実現のさまざまな活動を今後、このブログでご紹介していく予定です。どうぞよろしくお願いします。





2007年4月の京都府議会議員選挙への出馬表明にあたって

2006年6月6日 日本共産党 矢口まさあき

2007年4月に行われる京都府議会議員選挙の城陽選挙区に前回に続き、立候補することになった矢口まさあき。定数2の城陽選挙区で、今度こそ日本共産党の議席を獲得するために、不退転の決意でのぞみたい。そして、後半戦の市会議員選挙での全員当選、さらに7月に行われる参議院選挙での比例選挙での躍進と成宮まり子さんの勝利にむけて全力をあげたい。

 1995年に城陽市議会議員選挙に立候補していらい、市会、府会、衆議院、参議院と計6回の選挙をたたかってきた。なぜ再び府議会に挑戦しようと決意したのか。

第1.城陽市民のくらしと安全のために、京都府議会の城陽選挙区で2議席のうち1議席は、市民の立場でハッキリとものを言い、市民とともに行動ししっかり働く議員が必要だ、と痛切に感じている。

 4年間の府議会議事録を読んだが、自民も民主も知事にお伺いをたてる質問が中心。せっかくの2議席が政策も主張に大きな違いがない議席で占められていたら、城陽市民の多様な声が府政に届かないではないか。

 

 ①いま熱い問題となっている、山砂利採取跡地への産廃投棄問題。

  京都府が業者を告発したことは率直に評価するが、問題は、市民の安全と信頼回復にむけて、万全の体制でのぞんでいるかどうか、である。

 この点で、とくに京都府自身が「再生土」ではなく、産廃と認めておきながら、問題の箇所に1メートルの覆土で事を済ませようとしていることは重大だ。これは、京都府の方針であり城陽市も府の方針に追随する姿勢である。これでは、産廃持ち込みを容認することになる。

  私は、ダンプ搬入台数16300台分すべてを撤去すべきだ、とはっきり主張したい。城陽市民の立場にたてば、府の方針が不十分であったり、まちがっていれば、ハッキリとものをいうべきだ。私は、市民とともにこのことをハッキリと主張し、市民運動とスクラムを組んで、この問題に取り組んでいきたい。

 ②第2名神の問題もある。

 第2名神自動車道の2区間(大津~城陽間、八幡~高槻間・合計35キロメートル)については、第2名神の大津市-三重県亀山市間、第2京阪道の大阪府枚方市-門真市間の開通後、両路線の交通需要や渋滞状況を調査した上で、最終的に建設の必要性を判断するという条件を付け、「それまでは着工しない」ことが決まっている。 第2名神の建設は、付帯工事等で府民・市民の税金が使われることは、避けられない。私は、人口減少がいっそう進み、車の台数も減ることが予想されること、いまでも市役所付近の大気は、東京の渋谷区などと同じくらいの汚染度、という環境測定結果が出ており、環境の悪化がより進むという「ムダと環境破壊」の角度から、第2名神の建設ノーの声をあげていきたい。

 ところが、京都府も城陽市も建設促進であり、府議会の自民、民主も積極的推進の立場だ。これでは、いま市民の間で広がっている「第2名神は本当にいるのか?」という疑問や不安の声が届かない。

 この点でも、府会の2つの議席のうち、1議席は、「第2名神高速道路はいらない」とはっきり主張する日本共産党の議席、市民の声を反映する議席がどうしても必要だ。

第2.国政は2大政党づくりへ進もうとしているが、京都府議会のなかでも、自民、民主を中心とした「オール与党」体制が続いている。城陽でも「オール与党」で2議席が占められており、なんとしても風穴をあけ、知事選挙でも示された城陽市民の切実な願いを京都府議会に届けるため、全力をつくしたい。

 いま、くらしと平和をめぐって、歴史的な分岐点にたっている。憲法9条改正のための手続き法案、戦争できる国づくり、弱肉強食の経済をささえる人づくりをねらう教育基本法の「改正」、戦前の治安維持法を思いおこさせるような共謀罪、お年寄りの患者負担がいっそう増える医療改悪法案が、熱い争点となって浮かび上がっている。いまの国会で成立が見送られ継続審議となっても、秋以降、引き続き国民との間の矛盾を広げる、大問題なっていくことは間違いない。

  格差社会ということが共通していわれる時代、そしてアメリカ軍の基地再編のために、3兆円もの税金が湯水のように使われ、9条を変えてアメリカといっしょに戦争ができる国づくりが本格的にやられようとしている時代。

 いまほど、「いのちとくらし、平和を守るためにたたかおう!」というよびかけが草の根から澎湃(ほうはい)と巻き起こる条件が広がっているときはない。ところが国会をみても、府議会をみても、自民党と民主党の二大政党、「オール与党」の間には、政策的な対立点はない。このときに、市民、府民とともに声をあげ、悪政に身体をはって立ち向かう議員を増やすことが必要だ。

第3.私は、身近な願いを住民といっしょに調べ、行動し、実現のために力をつくす、という「共に働く」議員をめざしたい。山砂利対策や第2名神の問題にとどまらず、教育条件の整備や子育て支援など、くらしに密着した問題で京都府の果たす役割は大きいものがある。

 私は、2大政党や府議会「オール与党」の議席独占にくさびを打ち込みたいと述べたが、同時に、市民のくらしや福祉、安全、環境、まちづくりにかかわる問題は、党派を超えてとりくむべき問題も少なくない。私は、保守の方や無党派の方、他党の支持者の方のなかにも、おもいきってとびこんで、要求で語り合い、少しでも一致するところがあれば、ともに実現にむけて力をあわせようという、メッセージを発信し続けたいと考えている。それが、城陽のまちづくりの発展にもつながると考えるからだ。

  以上のような理由で、来年は府議会の議席獲得を挑戦させていただくことになった。幸い、衆議院6区予定候補には、私の前に候補者をつとめた浜田よしゆきさんが三度チャレンジすることを決意され、本日出馬表明されている。

 京都南部での政党間の力関係をかえていくためにも、私は、より身近な城陽で奮闘することで、参議院選挙での躍進と成宮まり子さんの勝利、そして小選挙区での議席獲得の条件をきりひらいていきたい。

□以上