今年創業80周年を迎える八芳園。
400年以上の歴史を重ねる広大な日本庭園を有し、
これまで歴史ある東京の結婚式場として広く知られてきました。
現在では、宴会・レストランの企画・運営、MICE事業の推進、
社会貢献や地域活性化を目的とした協働・連携による商品企画や
イベントプロデュースなどに取り組み、既存事業の枠組みにとらわれない
「総合プロデュース企業」として展開中。
新事業構想”交流文化創造”をそのまま体感する新しい記者発表会
「交流文化ルネッサンスSHOWCASE」が開催されました。
そこでお披露目されたのが、"交流文化創造をリードする企業"として
あらゆる分野における"交流を創造"するための
事業構想と新コンテンツへの挑戦。
ニュースにも取り上げられていましたが、
八芳園が創出する「交流文化創造」という市場における"観光"とは、
ただ地域へ人を促すだけに留まらず、
人と人とが交流するひとつの文化としての"観光"。
これまで培ってきたワンストッププロデュース力(提案・企画から、
空間デザインやフードデザイン、当日のオペレーションのすべて)を活かし、
文化や芸術、産業やビジネス、言語や教育、そしてすべての地域や国を超えて、
その土地の人を訪ね、文化を学び、
地域の魅力を体験する場を創り上げるという新構想。
歴史と継承を基盤に成長していきたいという想いから、
現在のロゴのモチーフと、インフィニティ"無限の進化"という
コンセプトも加えた新ロゴのお披露目もありました。
さらに、交流文化創造市場の創出を目的として、
2023年秋、八芳園は新会社を設立することを発表
重大な発表が続いた後は、体感の時間。
■〈日本庭園×日本茶×職人技〉見る庭園から、体感する庭園へ
庭園の中に福岡県大川市の職人と共同開発した組み立て式茶室「無常庵」を設置。
日本茶(鹿児島県産の新茶)が振舞われました。
歴史ある日本庭園では、回遊し、鑑賞するだけではなく、
自然との一体感を感じながら日本文化や伝統の職人技に触れる
"体感"する庭園を演出。
■〈HAPPO-ENワンストッププロデュース〉新たな交流文化を創造する空間
本会場の隣の会場となる1階「ニュイ」では、
これまで八芳園が手掛けてきた地域プロデュースと空間デザインが
体感できる空間に。
月のオブジェが照らす中、群馬県の銘酒「水芭蕉(永井酒造株式会社)」と、
"樹・土・水"をテーマに群馬県産の食材を使用した料理が
プロジェクションマッピングを施したテーブルの上で美しく並びました。
■FOOD DESIGN ― 食から生まれる交流文化の創造
八芳園が連携する自治体の食材をはじめとする12地域の食材を使用し、
ジャンルを超えた新たな価値を創造する料理を提供。
地域で育まれた素材本来の味わいを生かしながら、
生産者の想いやその土地の魅力を伝える、
まだ見ぬ新しい価値を引き出すフードデザイン
■参加型「交流文化創造」デモンストレーション『RHYTHM MIX WORLD』
八芳園が新たに提案する交流文化創造コンテンツのひとつとして、
世界のリズム×日本のリズムを掛け合わせた
参加型デモンストレーションを開催。
世界的なサルサバンド「オルケスタ・デ・ラ・ルス」の
メインヴォーカル&作詞作曲家を務めるNORA氏による
「NORA Special Latin Unit」のサルサと、
「高円寺阿波おどり 朱雀連」による日本の三大盆踊りのひとつである
「阿波踊り」を掛け合わせ、異なる文化的背景を持つ音楽のリズムの交わりを通して、
多様な価値観・異なる文化間を超えて生まれる交流を体感。
さっきまで記者発表会をやっていた会場をわずか20分で
パーティ会場に。
庭から直接入るエントランスを設けたりと、サプライズの嵐。
会場がお色直しをしている間、
ロビーでは各部署の取り組みがわかるブース体験、
庭園では、抹茶カクテルやご当地サイダーが振る舞われていたので
全く待たされている感もなく、八芳園の”イベント力”の素晴らしさを
改めて体感しました。
伝統を守りつつ、新たな挑戦をはじめる八芳園。
目が離せません~