こんにちは、土田です。
台風15号が接近し、朝から雨風が半端じゃやない悪天候の中、
今日は会社より選任されている安全運転管理者の年1回の講習の日。
総務課高倉氏とともに、中小企業産業大学校の大教室で丸1日の
講習を受けてきました。
あらためて、安全運転管理の重要性を再認識しましたが、
講習で講師の方からお聞きしたトピックスをいくつか紹介します。
■県内の交通事故状況
9月20日時点の福井県下の交通事故死亡者数は42名。
(なんと昨年1年間の死亡者数に既に並んでしまった)
うち25名は、65歳以上の高齢者。
最近、夜中の1時、2時に道路の真ん中を歩いていて
車にはねられ、死亡事故となったケースが出てきている。
深夜にそんな光景をみかけたら、見過ごすと重大な事故に
つながるおそれがあるので、ぜひ最寄の警察に連絡して
欲しい。
■携帯電話の「ながら運転」取締り
かかってきたら、すぐ出ないと会社におこられるからと
言い訳をする人がいたが、正当な理由とは言えない。
車で外出中の社員から折り返し連絡が欲しい場合は、
2回コールで切るというルールを作り、事故を誘発させない
ように工夫をしている会社もある。
■飲酒運転の根絶に関連して
アルコールが体内で分解されるのには時間がかかる。
4、5時間程度、仮眠をとれば大丈夫というのは危険。
簡単な計算式があるので目安として覚えておいて欲しい。
例えば、500mlの缶ビールを2本飲んだとすると、
・摂取したアルコールの量は、
500×2本×5%=50㏄
・日本人のアルコールの分解能力は
1時間当たりおよそ7㏄
・缶ビール2本のアルコールを分解するのに要する時間は
50cc ÷ 7cc ≒ 約7時間
つまり、
たった2本の缶ビールでも、4,5時間休息した程度では
アルコールは完全に分解されない。ということ。
■福井の交通事故の分析資料
「福井の交通」という分析資料を県警本部が毎年発行。
福井の交通事故原因トップ5
1位(66%)・・・・前方不注意、後方不確認
2位(7.7%)・・・ハンドル操作、ブレーキ操作の不的確
3位(6.9%)・・・交差点内の優先車妨害
4位(5.8%)・・・指定場所での一時不停止
5位(4.7%)・・・信号無視
前方不注意、後方不確認がダントツの1位。
■高速道路における危険防止策
高齢者の事故
・・・高速道路への高齢者(自転車)の侵入事案
福井県内でも最近発生している。
人・自転車の立ち入りは高齢者の認知症の
可能性も高い。家族は高齢者の徘徊に注意。
逆送事案
・・・過去数年間、逆送事案は200件を超える
逆送が原因で事故が発生した場合、死傷事故
につながるのは7割を占める。(とても危険)
追越車線で出くわすと回避しようがないが、
走行車線であれば、路肩に退避できる。
ETCレーンの事故
・・・バーが開かずに突っ込んで事故。
残念ながら、9割は利用者のミスによるもの。
カードの挿入忘れ、有効期限切れがほとんど
例)お昼休みの外食時にETCカードが盗まれない
ようにと、一旦カードを抜く。しかし、食事が
終わって車に戻ったときにカードを入れるのを
うっかり忘れてしまう。
対動物事故
・・・道路上で発生する野生動物の死亡事故
年間8,524件発生。 24件/日という頻度。
最も多いのはタヌキ(33.9%)、次に鳥類(27.6%)
以下、イヌ・ネコ(13.3%)、イタチ(7.1%)
自然が豊かな場所では、動物事故のリスクは不可避。
避けようとしての急ブレーキ、急ハンドルは厳禁。
地震が発生したら
・・・地割れ、路肩が崩れている場合もあり、あわてないで
ハザードランプをつけてゆっくりと減速し、左側に寄せて
停止。
■免許更新忘れの点検
マスコミでも報道されたTOKIOの山口さんのケース。
2月が免許の有効期限であることを忘れてしまい、7月に
更新していないことに気づいたらしい。
「うっかり更新忘れ」は6ヶ月以内であれば救済措置あり。
従業員の方がそうならないようにキッチリ管理して欲しい。
ここには書ききれないくらいの盛りだくさんの内容でしたが、
今後の安全運転管理にぜひ役立てていきたいと思いました。

