こにゃぎりん

 

なんか変なタイトルだけども、断乳までのおっぱいの話。

 

(鳩を追いかける娘。ほどほどにな・・・)

 

前回書いた、夜泣き知らずの娘さんの睡眠にもちょこちょこ書いた娘っちおっぱい事情。→

 

断乳に入る流れを記録にしたブログ。

 

前回ブログにも書いたが、予定日ぴったり外に出てきてくれたが3580グラムと大きく、低血糖になるのを防ぐために

 

0日目10g

1日目10g

2日目20g

3日目30g

4日目40g

5日目50g

 

と3時間おきにミルクが必須だった。

 

なので、0ヶ月の頃は寝ていても3時間ごとにミルクはあげていた。(なるべく)

 

泣いたら、おっぱい、流れで頑張って起こしながらミルクをあげるような感じ。

 

1ヶ月検診で3時間おきのミルクは無くてもよいと言われたので、3時間おきのミルクをやめる。

 

でも泣いたらおっぱい、少なそうかなと思ったらミルクを足してあげていた。

 

夜寝る前には昼間よりしっかりおっぱいをあげてミルクも多目にあげていた。

 

一ヶ月半を過ぎた頃からジーナ式スケジュールを導入。

 

 

おっぱいの時間を「泣いたらあげる」ではなく、決まったスケジュールであげるようになる。

 

このスケジュールを実践してから、ものすごく娘の機嫌が良くなる。

 

これからはジーナ式を基本に、娘っちの様子を見ながら、おっぱいの具合や睡眠時間の調節をしつつスケジュールを実践。

 

起床する7時

朝寝前の8時半あたり

朝寝起きの10時あたり

昼寝前の12時あたり

昼寝起きの14時あたり

夕方16時あたり

寝る前18時あたり(この時はおっぱいとミルクをあげる)

 

がスケジュールを実践して一番多くあげていた時。

 

そこから離乳食を5ヶ月で初めて、朝寝起き後が離乳食後になったので、

 

朝寝前の8時半あたりと朝寝起きの10時あたりが無くなり、

 

夕方も無くなり、昼寝起き14時、夕方16時もだんだん減って行き、

 

2回食になった6ヶ月の時、朝ごはんを食べる事を考えると早めにおっぱいを止めた方が良いかもと考えていて、

 

ハイハイが出来るようになったこともあり、起きてから、おっぱいを飲まずに部屋から出て遊び始めるようになったので朝の授乳をやめた。

 

3回食になった7ヶ月に昼寝前の12時あたりも無くなって、

 

寝る前のおっぱいだけになったのが10ヶ月になった頃だったと思う。

 

夜寝る前のおっぱいだけは、かなり求めているように見えたので、「この授乳が無くなるのは当分先になるかしら」と考えていた。

 

この頃、夜寝る前はおっぱいと、哺乳瓶からミルクか搾乳したおっぱい、もしくはミックスを出来上がり100〜120mlくらい飲ませていた。

 

前回の夜泣き知らずブログにも書いたが、二ヶ月以降夜の授乳が無くなったので、夜寝る前に必ず搾乳をしていた。

 

おっぱいが軌道に乗っていた頃の搾乳は200mlを超える事も多かったが、この頃には120〜150搾乳が平均だったと思う。

 

なので搾乳したおっぱいだけをあげることも多かった。

 

・・・が、私が10ヶ月過ぎた頃から体調不良が続いたり、授乳中に飲むおっぱいの量が減り乳腺炎一歩手前な白班が出来たり、いろいろあり、おっぱいの量が少なくなって行った。

 

おっぱいはあまり出ていないようで、すぐにおっぱいを口から放していたし、搾乳出来る量も減った。

 

あまり出ていないけど、吸いたそうにはしているのだよな・・・と思いつつ、出ないおっぱいを飲ませていた。

 

それを続けていたのだけど、あまりにも出るおっぱいが少なくなって来たのが1歳になる手前。

 

なので思い切って、一歳の誕生日におっぱいを止めてみた。

 

・・・ら、おっぱい何の苦労もなく終了。

 

哺乳瓶であげているミルク(搾乳とミルクのミックス)のみにいとも簡単に出来てしまった。

 

突然のタイミングで授乳が無くなり、寂しくなったのは自分であったが、無事に授乳はサヨナラになった。

 

これを続けて2週間くらいで、ミルクの飲みが遅くなった。

 

もしかしてミルクあんまりいらないのかも・・・と思い始めた。

 

この頃、白米の量が一気に増え120gくらい食べるようになっていたのでお腹がいっぱいなのかもしれないと考えていた。

 

なのでミルクの量を60〜80mlくらいまで減らした。

 

余裕で減らせた。

 

100mlくらい飲まないと眠気を誘えないのではと思っていたけど、全然だった。

 

でも、明らかに哺乳瓶から何かしら少しは飲みたそうにしていたので、「やっぱりこれを卒業するのは難しいかも・・・」と考えていた。

 

しかし、一歳一ヶ月になる2日前くらいのこと、粉ミルクが無くなった。

 

この頃、搾乳も続けていたが、40ml搾乳出来れば多い方だったので、このタイミングで哺乳瓶からあげるものをお茶にしてみようと決断した。

 

そこから、娘の頭の良さを知る断乳チャレンジが始まった・・・

 

メロンパンメロンパンメロンパン

メロンパンメロンパンメロンパン

 

断乳チャレンジ無事に終了!!

 

パチパチパチ・・・

 

4日目で完全に終わりを感じた。

 

断乳チャレンジ、あまり苦労しなかった。

 

断乳チャレンジ一日目

 

お茶にしたのが失敗した。

 

哺乳瓶からお茶を飲んで、

 

「あれ?これ、お茶じゃね?」と娘。

 

やめて哺乳瓶を見る。

 

「哺乳瓶だよな・・・?これ」

 

もう一度、哺乳瓶を口に加える娘。

 

「あれーー!?これやっぱお茶じゃない?」

 

「なにこれ・・・要らない・・・」

 

と哺乳瓶を口から外し、膝に大人しく座っていた。

 

よし、とりあえずこのまま寝かせてみようとベッドに横にならせたら、しがみついてきて大泣き。

 

「こりゃああかん」と思い牛乳を少しあげるが、娘の心を落ち着かせる程の量は無かったようで再びギャン泣き。

 

泣く娘を後に部屋を出たら5回程「うえーん」と声をあげて、ベッドに横になる音が聞こえて寝た。

 

断乳チャレンジ2日目

 

哺乳瓶でお茶をあげたのがまずかったと感じ、お茶はお風呂上がりから寝るまでに水筒であげることに。

 

「これからミルクを飲むのだからお茶なんていらん!」と少ししか飲まなかった娘。

 

部屋に入り、いつもの場所に哺乳瓶が無い事を見つけ

 

「今日もミルクないのかよおおおおお!」

 

と大泣き。

 

泣く娘を後に部屋を出て、「うえーん」と3泣きして寝た。

 

断乳チャレンジ3日目

 

昨日は拒否したお茶をしぶしぶ飲む。

 

「今日もミルクもらえないかも・・・」と思ったのかもしれない。

 

とても心が痛む。

 

しかし、娘が頑張っている。母は心を鬼にする。

 

ベッドに寝かせる前、「ふえ」と一言言ったが、泣かずに就寝。

 

断乳チャレンジ4日目

 

お風呂上がり。

 

自ら水筒のところに行き、ぐびぐびお茶を飲んでいた。

 

こうして娘の断乳は終わった。

 

 

(「終わったどー!」)

 

頭が良いというか、物わかりが良すぎるというか・・・娘に驚きが隠せない。

 

自ら水筒からお茶を飲んだいじらしい娘の行動に心が痛むが、ここで母が負けては娘の頑張りが無駄になる。

 

今日で断乳完了して3日目。

 

順調です・・・。

 

いつかおっぱいも忘れちゃうのだろう。

 

おっぱいって本当に涙を誘う。

 

産まれて初めておっぱいを吸ってもらった時のなんともいえない心の高まり。

 

この小さい人が自分のおっぱいによって生かされているような不思議な感覚。

 

生後二ヶ月くらいは感情的になっていたこともあり、授乳のたびに泣いていた。

 

特に夜の授乳は特別で、一日この子が元気でいたことを感謝した。

 

二ヶ月を過ぎた頃には毎回泣く事は無くなったが、時々起こる涙の氾濫。(氾濫とは・・・)

 

娘が元気でいる。

 

娘がおっぱいを吸って落ち着いてくれている。

 

娘が自分の胸の中にいる。

 

そんな色々を考えて、産まれて来てくれた事に感謝した。

 

授乳回数が減る度に断乳を考えて、今授乳できることに感謝した。

 

実際、授乳に私もしがみついていた。

 

「私がおっぱいをあげているから、私に寄って来てくれるのでは」と不安だった。

 

「授乳しているから母親」

 

「授乳が無くなったら私に興味なくなっちゃったら悲しい。」

 

そんなくだらないことも考えたりもした。

 

いや深くは考えないけど、頭によぎるというか。

 

勝手に美化して感じていた授乳時の娘とのつながりのようなものを失うのが怖かった。

 

でも、その自分のエゴで授乳をダラダラ続けるのは良くないと感じていた。

 

今授乳は2歳くらいまで続けるのが良いと言われているらしい。

 

でも2歳になったら今よりも知恵も物心もついてきてやめるのがお互い苦しくなるのではないのか、と私は考えていた。

 

一歳になった娘は夜のミルクを落ち着くためだけに飲んでいる状態であったように感じた。

 

娘の様子を見て、頃良いタイミングを見計らって進めて来たつもりだけど娘にとってどうだったのだろう。

 

わからん。

 

とりあえず、娘のわたしのおっぱいは終わった。

 

暑い夏が始まる前に終わった。

 

このブログを書いている途中に何度泣いたか分からないが授乳には本当に泣かされた。

 

サヨナラおっぱい。

 

そういえば、授乳量が少なくなって自分の胸の小ささに驚愕した。

 

物理的にも本当にサヨナラおっぱいだった。

 

ばいにゃぎりん