こにゃぎりん(こんにちわ、やぎ)

おっはよー。

キャラバンは昨日より寒く無かった。いえーい。

ワイナリーで働くぞ。

朝起きると、美味しいご飯が待っていて、納豆も待っていた。

納豆美味しい。

子供ちゃんも納豆が大好きな模様。

そんなこんなで、子供ちゃまに手を振られて(可愛い)ワイナリーへ向かう。

しかもね、子供ちゃんが飴ちゃんをくれたの♡!

嬉しい。

車で20分くらいかなあ。

おおー。すごい丘にあるワイナリーです。



2ヘクタール。

Atamai Village Wines


オーガニックで小山さんに大切に育てられているワインたちです。




すっごい良い場所でしょ?






丘があって機械も入れなくて、マンパワーに頼るしかないし、結構作業が大変なのだけど、

土壌も良くてワインにとっても良い環境なようです。

石灰を含んでいるかんじの白い土壌なんです。

雨に濡れて水分を含むと柔らかくなってミネラルもとっても多いんですって。

よくみると貝殻がそこらじゅうにころがっていて、

これからもミネラルを土にいかせているみたい。

そしていちじくも落ちている。

鳥ちゃんにいちじくに気を引かせて、ぶどうの被害を減らすためらしい。

いろいろ知恵が散りばめられてるんだなあ。

今日の作業は、午前中はこのネット治し・・・と言われたのですが、

このように穴が空いている場所をどんどん治していくんです。




作業によって出来た穴とかから鳥さんがぶどうを狙いにくるんです。

それを防ぐためのもの。

こんなに素敵なぶどうさんですから、鳥が狙いにくるのも納得だ。



ぶとうを味見させてもらいましたけれども、

とっても甘いの。

三種類の白ぶどうがあるのですが、

味もやっぱり違うんですよね。

皮の裏にあまさがかなり凝縮されてるようで、

ぶどうの味見をするときは、

そこをなめるとよいのだそうです。

そんな風に味見をさせてもらいながら作業。

たべすぎ注意です。

こうゆう風にカバーされているワインの場所もある。(ここは特に鳥の影響を受けやすい場所らしい)



少し作業をして、ティータイムを久しぶりに体験。

ティータイムってニュージーランドの朝ごはんと昼御飯の間にあるおやつの時間です。

チップスとかフルーツとかを食べるの。

久しぶりに体験したなーとか思いながら。

いいねえ。

結構ネットが穴が多いし、上の作業が多くて背が低いと大変なのと

とくかく天気が良い!暑い!やける!体力!

めっちゃ暑くて焼けるし、本当に体力を失われます。

だから休憩がとーっても有難い。

しかし問題が、休憩で丘を上り下りするのも疲れるってゆう笑

それだか丘がすごいんです。



同じ作業をお昼まで続けましたけど、

全然終わらない!





午後も同じ作業を続けて、牛の乳搾りの時間になったので切り上げです。

ああ、仕事が遅いなあ・・・くっそーと思っていましたが、

「丁寧にしてくれてるってことですよ。ネットはなるべく丁寧に使って行って長く使うので、ここ5年のお仕事してるって思ってくれていいですよ。」

って言ってくれる小山さん、優しい。

このワイナリーですが、

Atamai Eco Village てゆうところにあって、


エコ的なコミュニティーみたいな所にあるんです。


そこにワイナリーあればファームもあるし、住宅もあるってかんじです。


ビレッジの人々が日替わりで担当して乳搾りをしているんです。


えー!乳搾り出来るの!?


とワクワクして行きましたが、機械を使って乳搾りするんですが、


牛の目ってなんだか悲しいですね。


大きな目でまつげが長くて、なぜか悲しそうに見えて、


乳搾りしている間、乳搾りの存在とか関係なく悲しくなって来た。


謎です。


6頭の牛さんしかいないので時間はかかりませんが、


こうゆうふうに生活が回っていることがとても新しかった。


ビレッジにはワインを作る人、野菜を作る人、はちみつを作る人、チーズを作る人、いろいろいて、その中で助け合って・・・とゆうよりただ共用して生きてるかんじでしょうか、


全てが新し過ぎて、ただただみてるだけ。


なーんにも出来ない自分を情けなく思いましたよ。


ここに来てみると、多くの事が当たり前のように出来る人が多くて、


ほんとうに自分が何も出来ないことが情けなくなった。


たくましい、みんな。


牛のお乳をしぼる機械をおっぱいに付ける前に出やすくするために、


おっぱいを強くしぼってお乳をちょっと出すんですが、その時に牛が声をあげて足をうごかすんです。


痛いの?とか気になっちゃうし、動物の気持ちって分からないね。


人間なんて、きっともっと分からないね。。。


それが出たら機械をつけてサッキング的なかんじ。


ミルクが出きったら、機械を外して殺菌して終わり。


(殺菌は人間の食用だからみたいです)


そのミルクを自分が必要な分もって帰ったり、必要な人に持って行くのです。


小山さんちはミルクを飲まないので、持って帰るものはありません。


チーズを作る人が大量に使ったり、


絞り立てのミルクを一時冷蔵庫に置いておいてバターっぽくして野菜の栄養にしたり、


いろいろ活用していくようです。


そんなことができることさえも知らなくて、なんだか恥ずかしくなるよ。


牛さんをミルキングして、帰りに牛のレバーと心臓をピックアップして帰りました。


アタマイビレッジで食用のお肉を解体したようで、


レバーとかは皆食べないで、餌とかになっちゃうらしくてレバーを食べる国民、日本人の小山さんがもらったそうです。


すごい。何それえ。


帰る途中に卵(放し飼いしているにわとりさんから得た卵)を買って帰る。


んースーパーマーケットとゆう便利すぎる場所に慣れきった自分にはとっても新しい。


ここの卵は大きさもとってもフェアだし、売っている人もとっても良いおばさまらしいです。


卵は外に置いてあって、そこにお金をおいて持って行くシステムなんですが、


ニュージーはこれがとても多い。


それだけ信用で成り立っているんだなって思います。


日本ではどれくらいの地域でそれが出来るのかなあ。


そんなことも考えながら家に帰って、奥様のお手伝いをして夜ご飯。


チャウダーとキッシュ!


めっちゃ美味しい・・・!


それから自転車を借りてスーパーに行って、買えなかったワインを購入。


そして気になっていた美容製品を購入。


(少し後に使ってみたら外国の香りがした。)


ちゃちゃちゃとお風呂に入って、


次の日のお手伝いに備えます。


ばいにゃぎりん(ばいばい、やぎ)

Atamai Village Wines