可能性というもの論、その8。
ひとつ前のその7はこちら 。
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大学2年に進むころ、私が居たA塾はカリキュラムが変わり、
国語の先生であった私が、算数や社会、時に理科と、
英語を除く全ての教科を担当することになりました。
国語の授業は社会とセット、
算数の授業は理科とセット。
こんなカリキュラムになってしまうと、
国語の教授法(成績を上げるための、ですが)を
実践するために塾講師になったのに、目的が異なってしまいます。
時給も結構あげていただけたのですが。。。。
そこで、たまたま新規開校スタッフ募集を見て、
あるベンチャーな塾(今は本当に大手!)の講師に応募しました。
実際には、時給もかなり高いという事情もありました。
この塾は想像以上に選抜が厳しく、
私が受けた際も10人以上の応募者が居ましたが、
ペーパーテストやら小論文を受け、
模擬授業に進めたのは数名、
合格したのはさらに少なくなりました。
A塾時代にはここまで厳しくなかったので、
へ~、塾講師するのも大変だな~、とのほほん考えていました。
※塾講師のみなさんの名誉のために言っておきますが、
たいていの大手塾は結構厳しい選抜を受けているはずです。
単に私が世間知らずだっただけですので、あしからず。
無事合格した私は、国語専任の講師として、
小6と中2、時々中3を受け持ちました。
ついでに、時給はA塾と比較して500円上がりました。
一応、契約社員扱いでしたし。
ここでまた新たなドラマが待ち受けていたのです。
その9につづく。