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シロヤギとクロヤギによる、徒然気まぐれ偏りぎみ読書日記

 クロヤギです。 


 ほぼ日の「ねむりと記憶。」というインタビュー記事で、寝入る前の経験が記憶に定着しやすいという話があったなと思い出して、布団の中で読む本をかえようと思い立ちました。
 これまではエッセイなど軽いものを読んでいたのですが、ノンフィクションを読むことにしました。
 昨夜さっそく手にとったのは、ネットワーク理論の概説書。
 …眠れません。
 だって面白いけど難しいんだもん。
 理解しようと何度も読み返したり考え込んだりしていると、身体は疲れているのに眠気は遠のいていく…。
 寝る前の本の選択って難しい。
 皆さんは何を読んでますか?

 さて、今日ご紹介するのは漫画です。
 私は東京に出るたび丸の内オアゾのまるぜん本店に行ってしまうのですが、あそこの漫画コーナーにはもう長いことおすすめされている漫画があります。
 聞いたことのない漫画家、聞いたことのない作品名なので買うのを躊躇してきたのですが、そこまで言うならという気持ちで一巻を購入してみました。
 そしたら…当たりです!すっごくよかった。人により向き不向きはあると思いますが、合う人には合う漫画だと思います。

 作者は入江亜季、作品は『群青学舎』。
 学舎、というタイトルですが、現代物、ファンタジー、超自然現象のでてこない異世界もの等、様々なジャンルの作品が収録された短編集です。
 まず絵がうまい。昔風の絵ですが、とにかく絵がうまいのです。台詞が「お気をつけて」の一言しかないのに成り立つ作品もあるくらい。
 お話はセンチメンタルでかわいらしい作品が多いのですが、甘さのなかに苦みが混じって読みごたえがあります。
 短編ということもあって、描かれていない部分について読み手に想像力を求めるというか、想像の楽しみを与える作品群です。
 いい意味で大人のための漫画といっていいのではないでしょうか。

 私は二巻がいまいちで、一巻と三巻が気に入っています。
 特に三巻の『薄明』がすばらしいと思う。
 最後の「きっと楽しいよ」「きっと気に入るよ」で何度でも泣ける(笑)



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