クロヤギです。
明日は七夕ですね。
とはいっても何をするでもないのですが、スーパーに行きますと笹が飾られています。
短冊とマジックも用意してあって自由に願い事を書いていいようです。
既に何枚も願い事の書かれた短冊が飾られていました。
勿論こういうのを書くのは子供ばかりなので、願い事も「サッカー選手になれますように」とか「お金がたくさんほしい」とか「ゲーム機がほしい」とかが多い。
その中で気に入ったのがふたつ。
ひとつは就学前の女の子が書いた「たからくじがあたってうまがかえますように」。わりとうまい馬の絵つき。
これは親御さんがいつも言ってるんだろうなぁ。
もうひとつは小学4年生の男の子が書いた「女子の友だち(○○小学校の4年生)がたくさんできますように」。
ちゃんと学校名を指定するあたり、かなり本気だな、彼は(笑)
叶うといいねぇ。
相変わらず『金色夜叉』を読んでいます。
「思っていたよりも読みやすいなぁ」と思いますが、それで思い出した本がひとつあります。
ということで、今日は思っていたよりも読みやすかった本の話です。
シロヤギさんは読んだことがあるかもしれないな。
ジェイン・オースティンの『高慢と偏見』です。
200年も前の古い本だし、私の苦手な恋愛小説だし、タイトルもかたいし、と思っていたのですが、読んでみたらこれがすごく読みやすかった。
そして面白かった。
お話は18世紀イギリスが舞台。
風俗などはともかく当時の価値観や女性の地位、道徳観念などがよく分からないので話の展開に驚くこともあるけれど、基本的には結婚にまつわる人々のどたばたや感情の縺れを書いているので誰にでも読みやすいんじゃないかしら。
ハッピーエンドだしね。
だいぶ前に読んだので記憶が曖昧だけど、こんな話。
ベネット家の子供は女性ばかりの五人姉妹で、父親が死ねば財産は他の親戚にいってしまいます。
だから母親のベネット夫人は、娘たちをはやいところ財産のある男と結婚させようと必死です。
そこに、独身の資産家ビングリーがベネット家の住む田舎町へと越してきます。
娘たちの一人をビングリーの嫁にと考えた夫人の計らいで、ベネット家の長女ジェーンとビングリー、そして次女エリザベスとビングリーの友人ダーシーは舞踏会で知り合います。
誤解と偏見、そして己の高慢に邪魔されながらも惹かれあうエリザベスとダーシーを中心に、彼女たちの周りの人々の結婚をめぐるあれやこれやが描かれます。
この時代、女性達にとっては結婚=生きる手段なんだなぁ、としみじみ思いました。
特にエリザベスの親友の結婚なんて、色々考えてしまいますよ。
一概にこの時代だけってわけでもない、結婚についての考え方なんじゃないかしら。
(どんな結婚なのかは読んでのお楽しみ)
ハッピーエンドの恋愛小説として楽しむのもよし、18世紀イギリスの空気を味わうのもよし、結婚に対する風刺小説あるいはユーモア小説として読むのもよし。
(ちなみにウィリアム・サマセット・モームの『世界の十大小説』のなかの一冊だそうです)
まだであれば一読をお薦めしますわ。
私は映画(2005年の方ね)も、DVDを借りて見てみようと思っています。
複数の出版社から出ているみたいですが、分冊されていなくて装丁もすてきだったので、これをリンクしておきましょう。
- ジェイン・オースティン, 阿部知二
- 高慢と偏見〔新装版〕