こんにちは！
心のサロンHummingbirdのMiekoです。
今日、末っ子が引越し、これで3人の子ども達全員が親元を巣立ちました。
週末で月末で年度末の、3月31日の日曜日。
なんて、区切りの良い日。
昨日は、ブログにも書いたように、私が大尊敬する奈良裕之さん、麻喜さんがいらっしゃるイベントが故郷の匝瑳市で行われ行ってきたのだけど、いろんな思いが交錯して昨日は文字に起こせず。
土地に縁のない人が、古民家再生を託されて3年がかりで整えたプロジェクトの卒業イベント。
大好きな友人むっちゃんも来るということで行ってきたのだけど。
奈良さんとむっちゃん
なぜ、匝瑳市にこの人達が来てるのん
草や樹々を揺らして通る風の気持ち良さ。
幼い頃を思い出す、古い家の作り。
私の実家が建て替えられる前の家と、同じ年代くらいかな。
静かに驚いたことは、その古民家で開催していたマルシェに、私が関わっていたNPOの関係者が参加していたこと。その方のお名前が、シンクロニシティを伝えていて。
いろんなことが繋がりすぎやん。
同じ千葉県内とはいえ、地理的に車で1時間半はかかる場所にいらしてるとは。
めっちゃ田舎のこの場所で起きていること、出会っている人たち。
とても濃ゆいご縁の人たちなんだろな。
40年前の3月、私がこの地を離れて東京の保谷市（今は西東京市）へ行った時。
一日も早く、1ｍでも遠くへ、実家から離れたかったころ。
受験に失敗して、挫折感と絶望感を抱いて特急電車に乗って上京した。
自分でも理由の分からない涙がぽろぽろほっぺたを伝ってた。
お天気はあまり良くない日だったな。
秋葉原で途中下車して、当時はまだ電気街ばかりだった時代、石丸電気で電気こたつを買った。
エアコンなんて付いていない、大家さんの2階に4部屋並んでいて、廊下の奥に共同トイレがある6畳一間の下宿アパートのような一人暮らし。
親元から離れたかったのに、いざ一人になったら、寂しさと不安と、希望しない進学先の短大に行くことになった虚しさで、全く希望のない春だった。
時が経ち、結婚して子ども達を連れて行く実家は、両親にとっても、子ども達にとっても楽しい時間になるように、細心の注意を払っていた気がする。みんなが楽しめるように。
実家から、自宅へ帰ってくるといつもぐったり疲れていた。
スイッチをオンにしてテンションを上げていたのだと気づく。
付き合わせている夫に、毎度申し訳ないと思っていた。
とはいうものの、親は孫たちには甘く優しくて、姉たちとも協力しあい、お料理を作ってくれたり、語り合ったり、それぞれに楽しい憩いの時間になっていたと思う。
回数、年数を重ねるごとに、子ども達の無邪気さや、経済的にも精神的にも余裕が持ててきた両親の優しい気遣いを受け取り、実家や親への幼い頃の何とも言えない感情は自分でも忘れていた。
センターピースやNLP、他の学びなどで、自分に向き合い、自分を知ることに時間をたくさん割いて、幼い頃の自分を癒し、少し俯瞰して自分の人生を眺められるようになった今、故郷でこういう体験をしていることに、意味を感じた。
故郷の温かさ、自然の優しさ、見える風景は変化しても、懐の広さは変わらない。
私の魂が肉体に宿り、この世に産まれたこの場所は、私の地球上の故郷はここだよと改めて伝えてくれているような感覚。
大好きな人がたくさん私の故郷に集まっている不思議な偶然は、私に大きな感謝と愛を思い出させてくれた
具体的には書けないもどかしさがあるけれど、いやぁ人生の設計図、確かに自分で書いて産まれてきたんだな、と思う。
末っ子の巣立ちとシンクロして、私の巣立ちの時には気づけていなかった、故郷のありがたさをしみじみと思い出す一日となりました
ありがとう、みんなみんな
ありがとう、私の命
全てにYES.全てにOK.と、今なら言える。
ひとり言のような今日のブログ。
自分の記録のために
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます