「紙」を彫ったり、巻いたり、ときどき溶かしたり。
おいしいアートとビーズを作る「やぎ~ぬ工房」です。
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盆栽。
サザ●さんの波平さんがよく手入れしている、アレ。
年末の「格付けチェック」で、
ウン億円するものとお菓子の盆栽も見分けられないくらい
盆栽知識はほぼ0に等しいワタクシ。
だからこそ、日本人として生まれたからには
盆栽の見方や価値を少しでも知ってみたい!
ということで、先日こちらにお邪魔しました。
大宮盆栽美術館🌳
ロビーに入ると、
ユキヤナギの可憐な盆栽がお出迎え。
地元の小学生の盆栽作品も展示されてました。
小学校で盆栽の教室があるなんて…羨ましい!
庭園に出る前に、初心者向けの盆栽鑑賞の方法や
手入れの知識など、分かりやすくパネルで説明があるので
ガチ初心者さんでも安心!
(パネルは撮影禁止)
一歩庭園に出ると、
お待ちかねの盆栽たちがズラーッ!と目に飛び込んできます。
あたたかくなったとはいえ、まだ枝のさびしい盆栽もありましたが、
梅の花は満開
しかも紅白混じった源平咲き!
盆栽には「顔」があって、
根っこや枝の張り方が最も美しく見える面が正面に来ること。
そして、お客様に「どうぞご覧ください」と話しかけるように
頭を低く、お辞儀しているように見えること。
まさに日本の「おもてなし」の心がつまっているんですね
↓こういう風に枯れて白くなっている幹や枝は
「舎利(しゃり)」や「神(じん)」と呼ばれるそう。
盆栽に神秘的な一面を加えてくれる気がします。
個人的にお気に入りの盆栽。
名前は「青龍」🐉
本当に龍みたいに見える!!!
パッと走り出しそうな子供を、
「待ちなさい!」と親が捕まえていそうな
微笑ましくも見える盆栽(笑)
ビックリしたのが盆栽の樹齢。
若い者は30年くらいのものもありましたが、
中には1000年を超すご長寿さんも!
1000年前と言えば、日本だと平安時代。
戦や災害にも負けず耐え抜いてきたと思うと感慨深い。。
年月が経ってごつくひび割れた樹皮も、
若々しい葉を伸ばす姿も、
それぞれの姿に魅力がありました
さて、こちらは盆栽美術館の目の前にあるレストラン。
その名も、盆栽レストラン大宮。
正直、いかにも外国の観光客目当てのお店だなぁ…
と、あまり期待せずに入ったのですが(お店の方ごめんなさい)
お野菜たっぷり、盆栽モチーフ「盆カレー」
大宮名物「盆サイダー(ぼんさいだー)」
おまけにミニ苔の「苔太郎」までついてくる!
盆栽愛にあふれたステキなお店でした
過去、サボテンを枯らした実績を持つ私ですが…
悲しい結末にならないよう、愛情込めてかわいがります
ちなみに苔太郎の奥にいるのはおっきな苔玉。
ではなく…パンです
盆栽パン。
一瞬見た目にひるんでしまいますが、
抹茶パウダーとカカオニブのほろ苦さに、
中身のあんこ&クリームチーズがとっても良く合う
大変おいしいパンでした!
盆栽美術館の近くには、個人でやっている盆栽園もいくつかあって
地域一帯が「盆栽村」と呼ばれています。
個人のところは基本的に撮影禁止ですが、
お声がけすれば気軽に見せていただけます🌳
心静かに過ごすことのできる盆栽村で、
森林浴ならぬ「盆栽浴」、オススメです
やぎ~ぬ
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