「紙」を彫ったり、巻いたり、ときどき溶かしたり。
おいしいアートとビーズを作る「やぎ～ぬ工房」です。
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新年最初の「やぎ散歩」のお時間です
先日、とあるイベントに行きたくて
銀座三越に行ったのですが、
フロアのどこを探しても、目的のイベント会場が見つからず…
よく確認してみたら、
私がいたのは日本橋三越でした…
そりゃ見つからんわ！
イベントはあきらめて、
せっかく来たんだから日本橋でも散策しようと思い外に出たところ、
何やら気になる文字を発見。
凧の博物館？
え、なんだろう、お正月企画で何かやってるのかな？
でも明らかにオフィスビルの中にあるっぽいし…
私の好奇心が入れと命令しているので、
思いきって行ってみることに！
2階へ上がり、受付で入館料を払って一歩足を踏み入れると…
凧！
凧！！
凧だらけ！！！
こちらの「凧の博物館」は、
あの有名洋食店、たいめいけんの初代オーナー・茂出木 心護氏が大の凧好きで、
（現在の松崎しげる風シェフのおじいさまに当たる方です）
ご自身が国内外から集められた凧コレクションを展示している場所なのだそう。
凧って日本独自の文化だと思っていましたが、
元々は中国から入ってきた文化で、
魚釣りに使われるなど、実用的な使い方をされてたそう。
海外の凧、デザインも色も独特で、見てて楽しいです！
（左側は初代オーナー、茂出木 心護氏の銅像）
伝統的な手描きの江戸角凧。
一つ一つの描き込みが繊細、それでいてすごい気迫！
これらの凧は、台東区で最後の江戸角凧職人だった
橋本禎造（はしもとていぞう）氏の作品です。
仕事で使っていた道具や棚も展示されています。
変わり種の凧も。
まんまるでかわいらしい、ふく（ふぐ）の凧🐡
本物の凧だけではなく、
凧モチーフの七宝焼きや記念品などもありました。
本当に凧がお好きな方だったんですねぇ…。
特にピンズの数は圧巻です！！！
中でもちょっとビックリしたのがこちら。
凧なのに、昆虫標本？
って思ったでしょ？
キャプション、よーく見てみて下さい。
実物大の凧。
ん？？？ と思って、思わず館内のスタッフさん呼んでしまいました。
どうやら、外であげる凧ではなく、
エアコンや扇風機など、室内で遊ぶための凧みたいです。
本物のちょうちょやトンボみたいにひらひら飛ぶみたいなので、
これはお友達と一緒に、ぜひ実際にあげてみたい！
実は元々、たいめいけんと同じ建物に入っていたそうなのですが、
現在改修工事中で、ここは仮の事務所なのだそうです。
改修前は天井からも凧を吊り下げたりなど、かなりカオスな空間だったそうですが、
仮店舗は防災対策の都合もあり、それはできないそうで。。
コロナで工事が遅れていることもあり、
元の建物に戻るにはあと5年ちょっとかかるかも…とのことです。
その時には、「カオス」な展示も見られると嬉しいな
たいめいけんのオーナーの「凧」愛、
ぜひ一度観に行ってみてください！
スタッフさんも凧に詳しく、親切に応えてくださいますよ
やぎ～ぬ
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