「彫紙（ちょうし）アート やぎ～ぬ工房」のブログにようこそ♪
彫紙アーティストのやぎ～ぬ
です。
現在、来月の第3回 茅の美（かやのび）展に向けて、
展示作品を制作しています。
下絵はだいたいできたのですが、
問題は紙の色選び。
紙は絵の具と違って、色を混ぜ合わせることができないので、
しっかり見極めて選ぶことが重要(･ω･)b
もちろん今回も、ある「食べ物」をイメージして作っているので、
おいしそうに見える色を選ばないと！
でもね。
ただ選ぶだけではダメ。
一番大事なのは、
周りの紙とのハーモニー♪なのです。
例えば、こちらの紙。
皆さんは何色に見えますか？
モニターの見え方にもよるのですが、
実際は深い赤ワインのような色をしています。
単体で見ると、なかなかきれいな色。
ところが、実際にほかの赤い紙の中に混ぜてみると…
…なんか白っぽくなった！？
あんなに深みのある色だったのに、かなりくすんで見えて、
明らかにほかの赤よりも浮いています。
もう一つ例を。
こちら、「若葉」という色の紙です（NTラシャ）。
名前の通り、今の季節にふさわしいさわやかなグリーン☆
こちらもほかのグリーンの中に一緒に並べてみます。
一気に老けしぶくなりましたね？
あんなに若々しい色だと思ったのに…
こんな風に、1枚だけで見た時はきれいな色でも、
実際にほかの紙を合わせてみると、
「あれ？ なんだかくすんでみえる…」
「ほかの色に比べて浮いちゃうなぁ」
なんて、うまく調和しないこともあります。
（お洋服や化粧品と同じ！）
特に、グラデーションを紙で出そうとすると、
意外と難しいと感じる人も多いかも(ﾉ_-｡)
なので、
紙の色そのものに惑わされず、
この子は周りの紙たちと仲良くやっていける色かな？ と、
いつも考えながら紙を選ぶよう心がけています。
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今回の展示会のテーマは「春」もしくは「茅ヶ崎」。
このテーマで私が作ろうとしているのは何でしょう？
上に載せた紙の色、かなりヒントになってますよ～( ´艸｀)
答えを知りたい方は、4/12(火)からはじまる、
ぜひご来場ください！
およそ30名のアーティストが生み出した、
さまざまなジャンルの作品たちがお待ちしてます♪
やぎ～ぬ
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└4/9（土） 紙を彫る！ やさしい彫紙アート Vol.5（チューリップ）
└4/23（土） 紙を彫る！ やさしい彫紙アート Vol.6
4/12(火)～24(日) 第3回 茅の美展
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・彫紙アートスクール＆雑貨のお店 A-art-studio 様（東京・王子）
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