コミケット99参戦記 | 幕末ヤ撃団

幕末ヤ撃団

勝者に都合の良い歴史を作ることは許さないが、敗者に都合良い歴史を作ることも許しません!。
勝者だろうが敗者だろうが”歴史を作ったら、単なる捏造”。
それを正していくのが歴史学の使命ですから。

2021年12月31日、大晦日です。

前日より、約2年ぶりとなるコミケット99が開催され、今日はその二日目で最終日です。

我が、サークル「幕末ヤ撃団」もサークル参加してまいりました。

↑東京ビックサイト。サークル入場口へ向かいます。

 

 コミケとしては2年ぶりですが、我がサークルは2年前に落選しており、2年と半年にも及ぶ同人誌即売会不参加の状態でした。先月、ようやく「コミックスパーク」に参加して即売会での活動を再開させ、今日はその本戦たるコミケへ。

 

 約3年前からコロナ流行もさることながら、実は東京オリンピックで東館が改修のために使用できないという状況で、そこに2年前からコロナ流行が重なり、このコロナ流行でオリンピックも一年延期。ということは、このコロナとオリンピックに会場が占領されたような状態も延長されるということなのであり……。ようやく……ようやく今回、ビックサイト全館使用のコミケ開催となったですわ……。長かったなぁ……。

 

 とはいえ、コロナ流行が終息したわけではありません。先月には新型オミクロン株も日本上陸ことで、さらなる感染予防が必要となっております。今回のコミケも、感染予防は徹底されており「ワクチンパッケージ」など、国や都の奨励する感染予防対策をほぼすべて導入という完全防備体制での開催となりました。

 普段であれば延べ十万人以上の参加者数のところを、延べ五万人以下に抑える。そのために、一般入場であってもチケット事前購入制が取られ、参加者多数は間違いないためにチケットも抽選制となりました。ビックサイトに行けば誰でも参加できるというわけではなかったのです。

 さらに東地区と西地区の往来は原則禁止、したがって入場チケットがあっても会場内すべてを回ることはできません。東地区に入ったら東地区(東館)だけ。西地区に行ったら西地区(西館・南館)だけで東地区へは行けないといった感じです。ただし、混み合い具合で、この西地区東地区の移動禁止は解除されることになり、午後ぐらいからは自由に全館移動できるようになったのがせめてもの救いと言えましょう。私も東地区に行けるようになったタイミングで同人誌を買いに東館へ。当初は同人誌を買いに回るのはあきらめてたのですが、なんとか欲しい新刊をゲットできました♪。

 

↑サークル入場口(第一ゲート)

 

 会場に入るためのサークルチケットチェックがあります。

 

↑サークル入場(第二ゲート)

 

 チケットをチェックして館内に入ると、第二のゲートがあります。ここで検温で体温が計測され、さらにワクチン接種が終わっているかどうかがチェックされます。ワクチン接種証明書の提示や自分の連絡先、メールアドレスなどを記したサークルチケットを提出。これでようやく館内の自分のブース設営に向かえる状態となります。

 このように、鉄壁とも思える感染対策が今回のコミケでは取られております。

 

↑西館ブース設営中

 

 我がサークルの配置は西館なので、西館でサークルブースの設営を始めます。

 こんな感じで、頒布同人誌を並べてイベント開始を待ちます。幕末ヤ撃団の同人誌のほか、研究家あさくらゆう先生の同人誌で私が在庫を持っている分を頒布致しました。また、掃除中に一箱分の在庫が見つかった『横倉喜三次 史料集』も何年かぶりに頒布です。

 

 ということで、コミケは開催されたものの参加人数制限あり、移動制限ありという規制のなかでの開催でした。当然、今まで通りの売り上げとは行きませんで、特に新刊がほとんど出ない(泣)。つまり、ご贔屓にしてくださっている固定客さんが来なかったことがわかります。入場チケット事前購入制と移動制限(東地区に入ったら西地区へは行けない)というのが響いているなぁと実感。

 逆に新規さんが多く、大人買いでシリーズ全部一冊づつ買う人が多かったなぁと思います。これもまた、東方面に移動できないがために移動できる西地区側で興味のある同人誌を捜索した人が多かったのだろうと思われ。

 それでも、コミケでしか会えない友人たちと2年ぶりの再会となりまして嬉しい限りです。まさに論語に曰く「とも有り、遠方より来たる、た楽しからずや」を実感するコミケとなりました。

 

 ということで、2021年冬コミケは無事終了と相成りました。多くの規制のあるなか、わざわざ我がサークルに立ち寄って頂いた皆様、ありがとうございました。また、来年も同人誌新刊企画がいくつかありますので、乞うご期待くださいませ。また、来年の夏コミケも無事に開催できることを祈りつつ……よいお年を~。