パソコン、インターネットで、南信州の温泉、観光ご紹介、宿泊は天竜峡温泉ホテルへ -4ページ目

妻を頼らない生活出来そうにない。

かざこしサイト
昨日、昼食に二人で、食事が出てくる間に、これから100%妻に頼っている食事をいくらかでも私もやってみたいので、協力を頼むと言ったところ、いいわよ私がやるからと言われてしまいました。

どうも私がやるにしても、妻が教える必要があり、その手間の方大変だと思ったようです。

実際問題として、母がまだ辰野町にいたころ、私が食べる物を作ったことがあり、食材27種類必要だと言うのでステンレス製の棚を買って、冷蔵庫と合わせ27種類を置いてみたのですが、からからに乾燥させてしまったり、逆に腐らしてしまったり、ろくなことは無く、それに料理自体も妻に教わって真似してみたのですが、とてもでは無く妻が教えてくれたようにはいきません。得意のパソコン、インターネットを使って調理方法をエクセルから見られるようにして、やってみたのですが、特にあんかけはどうやってもダマが出来てしまい、母が介護施設に入所する最後まで上手く作ることは出来ませんでした。

この時思ったのですが、女性は妻はすごいなと言うことです。

その当時、母は80歳半ばだったと思うのですが、場合によっては、子供たちの教育、ご近所付き合い、親戚付き合い、それに定職を持っていればその仕事をこなす。
ウルトラスーパーマンです。

妻が言うには、洗濯や自分の部屋の掃除、薬の管理ぐらいを自分でやってくれれば良いと言うので、まずはそれらは自分でやってみようと思います。

自分としては、ほぼ自分でやっているつもりなのですが、妻からみると、妻任せになっている部分がまだ多いのでしょうかね。

温泉改善用新ファイルを作る。

かざこしサイト
昨日は朝から、温泉改善用の新ファイル作りに専念しました。

ついでに過去に作った課題別ファイルを見ていると、かなり前に作ったファイルもあり、その当時は重要だと思った課題も、時間が経過した今では、当時必要だと思ったことが、欲しかったことがらについては、習得してしまい今後の必要性は薄くなってしまったことが多く、できたら良いなと言うことも多くありました。

現役の時教わったのは、現場ではしなければならないことと、あった方が良いなと言うことは区別して、しなければならないことだけを残し、あった方が良いなと言うことは排除しなければならないと言うことなので、これも一回整理しようと思いました。

それにしても、食事の時、思ったのですが、食事は健康のためには、好き嫌いを言わずになんでも食べなければいけないと言われていますから、食べ物の作付け計画や調理計画などはまんべんなく網羅したものを作る必要があり、女性と言う人は大変だなとつくづく思いました。

私は食べることについては、100%妻任せであり、妻が不在の時には、ホテルで20種類以上の食材をいただいているのですが、これでは頭が能軟化して行く一方ですね。

以前イギリスに行った時に、外国人の家庭のやり方を見ていて驚いたことがあるのですが、洗濯を家族全員でやっているのです。洗濯機から取り出して、大きなシワはお母さんが伸ばして、お父さんに渡し、お父さんがアイロンをかけて、子供たちに渡し、子供たちが折りたたんで、ボストンバックに入れる。

何事も当たり前のように黙って黙々とやっているのです。

独身の男性は一人でそれ等の作業を黙々とやっているのです。

文化、教育の違いと言うのはこういうことを言うのかなと感心したことがあります。

一緒に行った日本人のご夫婦とは正反対。旦那さんはすべて妻任せかで細かいことまで指示して、ご自分はデンと座ったきりでした。

どちらが良いかは人それぞれですが、私は外国人の方が素晴らしいと思いましたが、もし日本で外国人のようなことをしようとしたら非難ごうごうでしょうね。

日本の文化風習が感覚的にそういうことを許さないと思うのです。

私の母もマレットゴルフ場でのご夫婦を見ていもそう思うのです。

しかしながら、これらのことを小さなころから習慣として教え込むと言うことをしておかないと急には頭と体の切り替えは難しいとは思いますが。

男女平等と言うことについてもまず我が家からと言うことから、と言うことから、長期的計画を作ってじんわりと実行してみようと思います。以前は残業残業の連続で失敗してしまいましたが、今では残業も無く、出来ないのはやる気が無いからだと言われてしまいますから。

湯が洞、御大の館改善を独立したファイルにしようかな。

かざこしサイト
今朝起きて、昨日のブログを見たら、昨日私の書いたブログコメントに、それについてのコメントをいただいていて、今までいただいたコメントや私の書いたコメントを、そろそろ整理して、頭も整理しておかないといけないなと思い、それには問題も大きいので、一つの独立したファイルを作って、中に会社で言えば、作業と工程の流れのように、分けてシートを二つ作りインターネット資料は、どちらかのシートのセルからリンクさせて見られるようにしておけばせっかくいただいたコメントに入っている諸資料を散逸させること無く俯瞰的に見ることが出来て、各々に対する私の見解は、セルのコメント機能を使って記録しておけば、膨大になるであろう資料をエクセルファイル一つに集約出来、関係するメーカーや行政機関、人に送ってさらにご意見を伺ったり、新しい情報収集に役立たせることが出来るのではないかと思いました。今日はさっそく着手してみようと思います。

コメントいただいた多くの皆様ありがとうございました。

インターネットは素晴らしいですね。まったく見ず知らずの人とも意見を交換することが出来て、深めていくことが出来るのですから。

良い話を聞いてきました。

かざこしサイト
昨日は、マレットゴルフと温泉に行こうと思っていたのですが、家を出る時間が遅くなって、温泉だけにしたのですが、いっぱい良い話を聞いてきました。

まず一つ目は、温泉のカウンターで車の鍵をしまう時、温泉を出て、いつも鍵を探し出すのに一苦労すると言ったら、鍵に鈴をつけると良いよと言うのです。なるほどなあと思ったので、近日中に実行しようかなと思いました。

二つ目は、温泉の中で、フィットネスクラブで顔見知りのおじさんに出会い、若いころ飲み過ぎて糖尿病になってしまったと言ったら、お釣りが来たなと一言。そう言う柔らかい言い方もあるなと初めて知りました。

三つ目は、温泉への行き帰りに思い出したことなのですが、大鹿村の宗吉親王の息子だと言われる、いくよし親王のお墓が通り道沿いにあるのですが、以前この村の観光案内に参加したところ、案内役の元村長だか教育長に、いくよし親王って実在した人ですか、お聞きしたら、史実は分からないが、宮内庁が実在したとして認定して、このような立派なお墓まで作っているのだから、実在していたと言うことで良いんだとそれ以上問答無用と言う言い方をされ黙ってしまった経験があるのですが、古い人の中には、宮内庁やお上が白を黒、黒を白と言えば、無条件でそれに従うと言う傾向が強いように思います。

私の母や父にしてもこの傾向があり、小さい時私を叱る時には、特高さんが来るよと脅かされたものです。

私には特高さんがどう言うものかは分かりませんでしたから、多分聞き流していたと思うのですが、そのころの人にとっては相当怖かったのでしょう。

いろいろ聞いたり思い出したりした良い一日でした。

柿が安くなってきた。

かざこしサイト
妻が一昨日、甘柿4ヶ130円のものを買ってきて、いよいよ柿のシーズン到来かと嬉しくなりました。

あまりに安いと食べ過ぎてしまい、体には悪いと以前お医者さんに言われたことがあるのですが、それでも好きなものは好き。つい食べ過ぎてしまうのですが、良いシーズンになってきました。

そうしたら、昨日柚子と紫シメジをまたいっぱい取ってきて、キノコ汁の中に柚子も煮込み、こういう汁は初めて食べたのですが美味しかったです。

辰野にいるころは我が家の山で取れたと思われる雑キノコをお碗いっぱいに盛り付けてもらい食べたものですが懐かしいですね。

あの頃に比べて、今は贅沢になったものです。

キノコ汁の他にいなだの刺身が出て、お酒が2合。

しかしお酒は今までよりぐんと格落ち、寒くなってきたので燗をつけると一升2千円のお酒に匹敵するほどの安い酒が以前見つかったのでそれに切り替え。

コーヒーは今までは超軟水の水出しコーヒーで良かったものを温水で飲むようにして、季節の変わり目に従って食べるものも飲むものも変わってきました。

そして思うのは、今ブログを温かい車の中で書いているのですが、昨日までの数日間書いた現役の頃の胃が痛くなるような毎日に比べたら、天国のような生活、それに会社に逆らって御奉仕残業を一切拒否して、月70~80万円の収入を勝ち取ってきた恐ろしかった生活のおかげで、今の年金生活があると言うのも幸せな生活が出来ている一因になっています。会社ベッタリにやってこなくて良かったなあと思うばかりです。

今日は天気が良いのでこの後マレットゴルフに行って、温泉にでも行って来ようかななどと思います。

今でも忘れられない記憶に残る改善事例。

かざこしサイト
パートをまだ協力工場の社長さんに刺激されて勉強中の頃、私の勤務先最大の協力工場の改善に乗り出し、内職展開で一番難しい工程以降はすべて内職展開。生産期間は10日以上かかっていたと思うのですが、これを生産期間1日にすると言うのです。

まずモデルラインを作り内職展開している工程から納品されてくる仕掛品はすべてライン外に溜めてモデルラインだけで1日に必要な生産数量が安定して確保出来ることを確認。それで箱作業で埋まった全工場をライン化したのですが、問題は内職さんから納品されて来る仕掛品をどうするか、一応、事前打ち合わせで、会社に残された生産設備で途中工程まで行った仕掛品は後工程を全部処理してもらうことになっていたのですが、確か10t車2台分を移動したと思うのですが、理屈の上では不要品だとわかっていても、もし、これだけの仕掛品を生産の主工場から引き上げた場合、何かあって、生産が止まったらどうすれば良いか、まだそれまでは考えられなかったので、胃が痛くなったのです。

それでも、これに失敗したら私の仕事は無くなるし、それはイコール、我が家の崩壊を意味するので車が出発するのを見送って、後は運を天に任すばかりだと、次は内職展開の工賃で内作の工賃が出るように徹底的に作業改善をしました。

内職展開を止めたおかげで生産期間は圧倒的に短縮されたし、作業工賃も内作で利益が出るようになったし、今でも夢心地です。

しかし、この経験はその後の多数の協力工場の改善に役立ったことは確かです。

理論上の生産期間への短縮と、工数低減、これらの実現は将棋や囲碁、空手や柔道などの型の習得と同様ですが、それと家族を抱えていると言う気迫です。

この気迫は理論だけでは養われることが無く、結婚して家族を持たないと養われるものではないでしょう。

人の協力も必要ですが、新しい試みをしてみる時には自分も含めて、誰も経験が無いわけですから、利用するとすれば、上司の認可印だけです。ある程度勉強したら、次は上司の認可印をもらうことを勉強する必要があります。

社会の流れ、お客様の要望、それらをテコにして気迫で新しい試みにチャレンジして行くと言うことがとても大事だと思います。

あの苦労があったおかげで今があると思えば、いろいろな機会を与えてくれた会社に感謝しなければ罰が当たりますすね。


重油はキノコにも使う。

かざこしサイト
昨日、近くを歩いてみたら、大きなビニールハウスがあり、近寄ってみたらキノコ栽培ハウス、入り口に重油ボイラーと重油タンクがあり、そうだ飯田下伊那には、花卉栽培の他にもキノコ栽培も盛んだったと思い出し、熱源を重油から半値以下の材料に変えることが出来れば、その経済的効果は計り知れないものになるのではないかと思いました。

しかしこの単純なことを、長野県や飯田市が気が着かないと言うのも変な話で、何か別の理由でもあるのかなと思いました。

今度県合同庁舎と飯田市役所に行った時、担当部署の方にお聞きして来ようと思いました。

重油導入時点では代替するエネルギー源がなかったのかも知れないのですが時代とともに、新しいものが出てくるのは当然です。

生産コストが低い設備が出てきた時に問題になるのは前に購入した設備がまだ償却出来ていない場合で、今でも利益が上がっている場合、なかなか、切り替えのふんぎりが着かないものです。しかし新しい方式に切り替え古い設備を遊ばせた方が良い場合もあります。

固定資産税、設備償却費は重複するのですが、それでも利益が出ると言う場合には、古い設備を廃棄するか、新設した設備能力をオーバーする時だけ補助的に使うと言うようにして、残しておくと言う手もあります。花卉、キノコ栽培にも、採算計算に強い人に計算させて、重油より採算性の高い燃料があるなら、切り替えを検討する価値があると思います。

工場生産設備の場合には、私の経験では、この考えで購入メーカーを変えた経験があり、効果がありました。なかなか費用がかかり思い切りが着かないものです。

母のところに行ってくる。

かざこしサイト
昨日は久しぶりに母のところに行って来たのですが、やはり食べる物には目がありません。今回は妻の作ってくれた、様々なお料理を持って行ったのですが、これらは正解。喜んで食べてくれました。

今回は、タフレットは持っていかず、施設の人に、デスクトップパソコンは良いかお聞きしたのですが、私にはわからないので、聞いておきますとのこと。

タブレットでは新品を買うには負担がかかるが、子供たちや孫たちのお古なら、ほとんどただだし、母にとっては、馴れたパソコンであり指が動きを覚えているかも知れないし、母が操作しているのを見て私もしてみたいいと言う場合には、私がボランティアで教えて上げれば、ほとんど無料で覚えられる。

施設の人にどんなものかお聞きしたら、まったく無料で教えて上げたにしても、多分誰もパソコンをやってみたいと言う人はいないでしょうとのこと。

しかし私の過去の経験からすれば、最高齢96歳のおじさんおばあさんの人たちだって出来るようになったので、教え方次第だと思うのです、まあ諦めないでチャレンジしてみることにしました。

施設にいる人はだいたい、65歳以上の人たちだと思うので、まだまだ現役に近く、過去の経験や教訓、今の若者について思うところを書いてくれたら、社会に多大な貢献をしてくれると思うのです。

それに昨日、初めて行った食堂で、美味くて安いのです。食堂レストラン検索はよくしているのですが、ホームページを持っておらず、ブログで作った簡単なホームページでも作って、今日の日替わり定食メニューはこれですと表示してくれるだけでもありがたいのですが、こんなことぐらいならちょっと勉強したおじいさんかおばあさんがいれば若い息子や娘に変わってお手伝いで作るぐらいのことは難なく出来ることです。

おじいさん、おばあさんに戦力になってもらう必要がありますから、こういう点も含めてボランティア活動もいいなと思いました。

なにしろ、経済が良くなるためには、お金がぐるぐる回る必要があると思いますから、全員戦力で売り上げアップに励んで、老人は裏方で若夫婦などは、現場でバリバリと働いてもらった方がよいのではないかと思います。

秋が深まり出しました。

かざこしサイト
昨日、家を出てからと帰る時気がついたのですが、いつも見ていた柿の木がほぼ丸坊主、お猿さんが多分2回で食べてしまったのでしょう。

また、お隣の庭や通り道脇の椿ももう散りだしているようです。ブドウも梨も終わり、柿やリンゴはまだ出ているものの、しずしずと秋が忍び寄って来ていることを実感します。

後2~3ヶ月すれば雪が降り出すかも知れません。

雪が降り出すとタイヤを冬用に替えたり、タイヤチェーンも用意しなければならず、厄介なことです。

しかし、そう言う寒く厄介な冬を乗り切れば、また良い匂いのする花に出会えます。

春咲く良い匂いの花は、お隣さんの旦那さんに先日お聞きしたらさらに1軒上のお庭に咲いて沈丁花だとのことで枯れてしまったのか、今は無いとのこと。

来年は良い匂いの花を楽しむことは出来ないようですが、地域として見れば、どこかの家の庭で咲いていて、楽しませてくれるかも知れません。

しかし飯田にも植物園が欲しいですね。暖房費の心配があるのですが、この前、温泉のボイラーについて書いたブログに重油は高く無いとのコメントをいただいて調べたところ、重油よりはるかに安い燃料がありそうで、もし本当なら、以前あった高森町の蘭ミュージアム復活と合わせて子供の教育にも役立つ植物園を作ることが出来るかも知れません。

昨日はそんなことを考えました。

もし重油より安い燃料があれば、ここ飯田下伊那は、花卉栽培が盛んですから、飯田下伊那の経済に大きく影響するかもしれません。

久しぶりにうきうきして来ます。

何事も懐かしく思い出される、現役時代。

かざこしサイト
昨日まで、現場改善について重要と思われる現場改善について書いてみたのですが、書いていてつられて思い出したのは、オペレーションリサーチのことです。

なにしろ月十数億円の売り上げ、当然材料の購入時点から現場への資材投入、生産期間、客先への納入、検収までのトータル期間が問題となり、各期間の短縮が重要だと言うわけで、私は工場労働者であったので、生産期間の短縮が役割となり、これはオペレーションリサーチの問題だと大学生時代教わったオペレーションリサーチの本を取り出し読んでみたのですが、英語で書いてあり、勉強不足の私にはチンプンカンプンです。

そうしたら、本社が2ヶ月間の合宿研修の中でこのオペレーションリサーチを教えてくれたのですが、それでもしっくりこない。

現場改善で協力工場へ行ったら、材料の圧縮には、頭から最終工程までに数日かかり、部品によって必要になる日が違うので必要になる日に部品を供給するのも効果があると言うのです。そのためには、オペレーションリサーチの中のパートを使って計算すれば良いと教えてくれたのですが、それでオペレーションリサーチがこれからいっそう必要になるなと考え、今は発注オーダー単位に部品を供給しているのをパートで計算した日数を加味して部品供給出来るか、物流部門に確認したところ、少なくとも今は無理だとのこと。がっかりしたのですが、逆に組み立て工数が2分もかからないのに、生産期間が何日もかからるのかを考えると、要するに、加工費を安くするために再外注化していたり内職に出しているためだと言うわけです。

ですから最短日数で生産するためには、一貫ラインで生産することが必要で、それも内職などよりも安い費用で生産できる必要があるわけです。

それで内職展開よりも安くできる一貫ラインを研究し10日かかっていたものを組み立て工数プラスコンベア移動時間、プラス納品時間に押さえて成功。

しかし別の問題も発生。再外注先が障害者のいる施設のような場合です。

せっかくあった仕事がなくなってしまうのです。

こういう場合は、再外注化、内職化しても最小の材料で済むための供給方式をできるように物流システムに組み込む必要があるのですが、コンピューターが発達してきた現在では可能かも知れません。

私としては、協力工場の社長でも知っているパートを使いこなせないと言うのはなんとも情けないと思い、資料を図書館などから取り寄せて勉強。パートの理解はしたものの、実際使ったことが無く、現場では日数計算ばかりでは無く、決められた日数の中で必要な作業をしてもらわなければならず、パートのネットワーク図だけでは確実性が保証されないと、これをどうやって表すかずっと考えていたのですが、そのうちに会社で始めた新しい取り組みの中に参考になることがあって、さらに詳細の資料を探していたのですが、ある時東京に行った際に本屋さんで探していたタイトルの本を見つけ、中をパラパラ見たらバッチリ。買って来て夢中で勉強していたところ、会社から、大掛かりな仕事を指示され、あ、これはパートの出番だなとピンと来て、分かりましたと一発で引き受け、さっそく実行計画書作りに着手。確かあの当時、トヨタ生産方式が脚光を浴びて、納品車が工場の付近で時間待ちをしていて社会問題になっていたので、遠いメーカーから来る車に路上で時間待ちさせてはご近
所から顰蹙を買ってはいけないし、在庫を作らず全納品先に納品するにはと言うわけで一人で計画したのですが、この時ぐらい神経を尖らせて仕事をしたことはありません。

1週間ほどかけて、実行計画書を作り上げて、私に実行を指示した上司に認可印をもらいに行ったところなんとこれが拒否されてしまい、私はこの計画書のどこが悪いのですかと食い下がり、お前一人でやればいいじゃないかと言うばかりです。

怖かったのでしょう。数多い納品先に一ヶ所でも納品がストップしたら賠償金が何百万から場所によっては何千万にもなるし、それにこういった計画自体で経験したことが無く、もし私が失敗したら、その責任は上司のものとなるわけですから。

すったもんだの末、もし失敗したら降格なり免職にも従いますと言うことで認可印を押してもらい、関係部署に配布。

26ぐらいの部署が一斉に動くわけで、どこかが一ヶ所でもつまずいたらこの計画は終わり。私も最後の納品が終わるまで、いつかどこからか、来てくれと電話があるのではないかと気が気でなかったのです。

計画の最終日が来てもこの計画に対する電話は一本も無く翌日を迎えられ、何だか気が抜けてしまったことは今でも覚えていますが、もし26部署の一つでも、パートで作った計画書の通りに作業してくれなかったら、まだ大学生の子供を抱えていた我が家の家計はズタズタになり今このブログを書いているどころではなかったと思います。

大学でオペレーションリサーチを教わり、合宿でも教わり、協力工場の社長さんからも刺激を受けて、会社の新しい取り組みからも参考になる情報を得て、東京に行った時、パートを補完する本を見つけ、これらの集大成で大掛かりな仕事が出来たのですが、その間約20年、何がいつどのように必要になってくるのか分かりませんから、ともかく勉強しておくことが必要だと思いました。ね