風洞の種類に エッフェル型(単流)とゲッチンゲン型(回流)があります。
エッフェルさんが塔を建てるさいこの様な風洞を作って試験したようです
ラボラトワール・エッフェル - 日々是エッフェル (hibikore-eiffel.com)
当時の設備が残っているのが驚きです
アメリカでは ライト兄弟が作った角胴の風洞が有名です
大型のものとしては 旧谷田部JARI風洞が使われていました
断面が小さいので 自動車の場合はブロックゲージ補正が必要です 海外のロッキードなどの風洞では 水平浮力補正も行います。スモークも車両を右側に寄せて写真を撮っていました。
構造上 大型 高速はむずかしく現在では ゲッチンゲン型が主となっています。
測定部も エッフェル型では難しい 3/4オープンジェットが使われるため作業性にも優れています
ポルシェはスロッテッドウォールと言う 半分開口の空いた壁面を使っているようです。
アダプテッドウォールと言う流線に合わせた壁構造も有るのですが 付加物を変更した際の流線の
変化分を コンピューターで解析して微調整するとジェイコブス社は言っていましたが 実車風洞の結果をコンピューターで合わせる奇異な方法となり 主流となっていません
こちらが最後の職場
ホンダの新風洞 3つ目の風洞の理由は空力開発だけではない。WLTP、燃費測定のため|Motor-Fan[モーターファン]|ギャラリー
マイカーのFL5もここで風が磨いた車体になっています