以前の店舗の営業で、御心配、お心を寄せていただいた皆様にご報告がございます。

一昨年、コロナ禍真っ只中、国や県の感染拡大を止める施策として実施された時短要請で、私はご高齢の方々が多く暮らす石垣市で、命に関わる可能性を鑑み、新規店舗としては、やっと認知度が広がり始め、顧客も着いてきていたので離れてしまうリスクを考えながらもコロナが落ち着くまで休業を選択いたしました。
そして4月に営業を再開しようとしたところ、オーナーである元市議から宿泊施設を撤退する申し出から、私も撤退を致しました。

ところが、撤退は嘘である事と、更には文章偽造をして時短要請協力金を全て奪われ、
更には被告は全くレストラン営業をしていなかった期間全て私の店の写真を使い不正に申請し大金をせしめていました。

私といえば、店舗と資金、貯蓄を全て失い働き口の無い時期に放り出されてしまったのです。
これまでの経緯 


本件について私としては社会的にそして経済的に苦しい時期でも国民全てが支払っていた税金からの制度を市民から付託を受けた事のある元市議が悪用したことがどうしても許せず、訴訟に踏み切りました。

約1年間、今回やっと決着がつく算段が取れ、こうして皆様にご報告がすることに致しました。

結果としては私の全面勝訴といって良い内容です。
私の主張はほぼ全て認めていただき、被告には賠償命令がでます。
とても難しい法律的な問題ですが、時短要請協力金の不正受給については、あくまでも被害者が沖縄県であることから沖縄県から被害届がでない限り(告発はしましたが、1人の告発だけでは動かない)
罪を問えず、民事裁判にて私の権利の部分だけ全て認めていただいた結果となりました。

約200万円の自己資金をかけ店舗に整えた店を、嘘で追い出され、協力金も全て奪われ、コロナ禍で仕事もなく、今まで生き延びる為に年金生活者である親から金を借りたり、街金から借りたり、あちらこちらに頭を下げたりして必死で今日まで過ごしてきました。

私が求める賠償総額から考えれば主張が認められたとても1/6程度しか返ってきませんし、賠償金も高校生のお小遣い程度の金額を6年間程度かけて分割し払いなので情けなくなりますが、本来の目的である猛省は得られたと思っています。

また、時短要請協力金については、誰か他の方々が
『あそこは夜営業はしていなかった』等の告発が何件か上がれば恐らく県も被害届を出すでしょうが、私ができることはここまでだと思っています。

これでやっと後ろ向きな事が手をな離れ、前だけを向いて歩んでいけます。
今まで応援していただいた皆様、私の境遇に心を痛め想いを寄せていただいた皆様に心から感謝致します。
これからは恩返しのつもりで、地域のため皆様のために精進を重ね、より良い店舗に成るよう邁進致します。
どうかこれからも御愛好頂けますよう宜しくお願い致します。
ひとまず