アドミッションポリシーを読んでいてもう一つ大事だなと思うのが「学習意欲が高い。医療に興味がある」という項目です。
これもタネがわかってしまえばなんてことはないのですが、親目線で見ると「知らないと大怪我をする」のでぜひご一読ください。
医学部の面接で、たとえば「安楽死・尊厳死」「医師の偏在」「医療費問題」「高齢化問題」や最近話題になった医療問題や話題について、聞かれるので勉強して、自分なりの意見を持っておくように。って話はよくいわれると思います。しかし、やり出すとキリがない。しかも問題に上がっていることは正解がはっきりしていない問題が多いので、とっつきも悪い。そんなわけでミドリは医療問題の学習に前向きではありませんでした。もっというなら、ミドリ的には「十分学んだのでこれ以上知ることはない」という感覚だったようです。そういうお子さんも、いらっしゃるのではないでしょうか。
一方でアドミッションポリシーの「医学を学ぶ意欲」という項目です。ミドリに聞くと「そりゃあ、医学を学ぶ意欲は人一倍あるよ」という返事が返ってきます。
しかし、面接で「医学を学ぶ意欲がはありますか?」と面と向かっては聞かれないわけです。
じゃあ大学側としてはどうやってそれを測っているかというと「安楽死について知っていることはありますか?」「こういう意見がありますが、どう解決したらいいですか?」という質問に置き換わるわけです。
「医学を学ぶ意欲が人一倍あるのであれば、学生のうちからよく聞く医学問題は調べて、自分なりの答えは持っているでしょう?」
となるわけです。
このことに、私たちは面接の前々日に気づきました。ミドリは「その目線で聞かれたら、今の私はちゃんと答えられるだけの勉強はしてない」と言いました。
そこから必死に、色々な話題について調べ、解決策の考え方については、私と2人で話し合いながら「ここまで言えたら他の受験生と比べても『学習意欲が高い』と判定されるだろう」と思えるレベルまで詰められました。
果たして本番は、想定とは違う医学問題の話題が出ましたが、しっかり自分の意見をまとめて答えたようです。
以上のことから言える「地方国立大学の面接戦略」は
①アドミッションポリシーを読み、重要要素を書き出す。
②予備校などで過去の質問集を入手して傾向を掴む。③そして、それぞれの質問と関係しているアドミッションポリシーを推測し、どう答えれば満点回答になるかを推測する。
④あとは自分のストーリーを練り込んで、しっかり身のある答えに練り上げる。
⑤生成AIはこの作業に役立つ。
です。特に同じ質問をしているのに「男子女子、県内県外、現役浪人で返答が自然と変化する質問」には特に注意し工夫する必要があると思います。
この情報が、受験生の皆さん、親御さんの、これからの受験に役立つといいなあと思います。