面接では「企画業務が中心」と聞いていたのに、内定通知には「営業業務」と書かれている。あるいは、希望していた勤務地や給与が、聞いていた内容と違う。そんなときは、内定を辞退するか承諾するかを急いで決めず、まず違いを整理してください。

 

確認したいのは、面接で聞いた内容、求人票の記載、内定時に示された条件の三つです。例えば「企画業務が中心」という説明でも、営業を兼務する予定だった可能性があります。一方、入社後に担当する仕事そのものが変わっているなら、働き方や今後のキャリアにも関わります。どの点が違うのか、具体的に書き出しましょう。

 

採用担当者には、責めるような聞き方をせず、次のように確認できます。

「面接では企画業務を中心に担当すると伺いましたが、内定時の書面には営業業務と記載されています。入社後に担当する業務の割合や、変更があった理由を教えていただけますか」

 

給与についても、提示額だけで判断せず、基本給、固定残業代、手当、賞与の扱いを確認してください。勤務地や勤務時間、雇用形態も含め、入社後の働き方を左右する点は、承諾前に確かめることが大切です。

 

説明を受けて納得できたら、確認した内容を書面やメールで残しておくと、認識の食い違いを防ぎやすくなります。説明が曖昧なまま、あるいは質問のたびに内容が変わる場合は、入社後の対応も含めて慎重に判断してください。

 

内定をもらうと「確認したら印象が悪くなるのでは」と遠慮する方もいますが、仕事内容や労働条件について確認するのは、入社後に力を発揮するためにも必要なことです。

条件の違いを放置せず、納得して働けるかを見極めてから返事をしましょう。