松山市住宅情報館 館長日記 「第三次世界大戦前夜」

 

 心配しているのは私だけだろうか?アメリカの軍事支援追加が始まった。ウクライナの反撃力強化でプーチン氏は戦略核兵器をちらつかせ始めた。核には核が必至となる。イスラエルのネタニヤフ氏は、戦闘は止めないと頑固だ。過激派を抑止していたイランのライシ大統領が亡くなった。イランの出方も心配だ。そして、習近平氏は台湾の頼清徳新政権に対して、台湾を東西南北に取り囲んで、5カ所の海上で軍事演習を始めた。まるで台湾島の封鎖だ。日本の周囲5か所で一斉に他国の軍事演習が始まったことを想定すればゾッとする。隷属するか戦うか2者択一になるからだ。私には他人事には思えない。

 

 世界中の国境は何処も摩擦が付き物だ。戦争の代償は双方となる。彼ら3人は戦争をしてまで何故そんなに急ぐのだろうか。プーチン氏・ネタニヤフ氏・習近平氏のやり方は怖い。国民の損得計算(代償=損失)を無視しして支配欲(自分の尊厳=我欲)に取り憑かれている。強硬論で敵国を締め上げ、暴発を誘導しているからだ。世界は軍事同盟で結ばれている。ということは、米国がどこかで直接戦争を始めたら、同盟国は一斉に戦争(第三次世界大戦)に巻き込まれることになる。

 

 台湾戦争の勃発で平和ボケした日本中が大騒ぎになるのが目に見えている。中台戦争は日中戦争の導火線になる。それは尖閣列島と沖縄諸島から戦争が始まる。日本は島嶼部を放棄して戦争を回避することが出来るかもしれないが、独立国家としての尊厳に照らせばそうもいかない。経済支配と軍事支配は重なる。経済問題解決は協調(話し合い)しかない。中国にはその協調は無い。隷属あるのみだ。話しても分らない相手に対して、どうすれば良いのか。手遅れにならない内に日本は一日も早く核武装中立を目指すべきと思っている。