松山市住宅情報館 館長日記 「憲法集会、護憲か改憲か」

 

 憲法記念日の昨日、全国で護憲か改憲かの集会が行われている。国民にとって双方の意見には言い分がある。護憲派・改憲派いずれも主張の骨子は全国どこの集会も同じである。護憲派の言い分は政権与党を批判して「話せばわかる。外交重視で平和は保て!米国の手下となり戦争の出来る国へと突き進んでいる。」と政府を批判する。改憲派の言い分は「外交重視だが現実はパワーバランスで決まる。ウクライナ戦争と中国の台頭の現実を重視、戦争を避けるために、法整備をした防衛力を持たねばならない。」と主張している。

 

 私の意見はちょっと違う。民主主義体制シビアンコントロールを堅持しつつ、「憲法9条を改正し、強い軍隊を持つことによる自主独立、自分の身は自分で守る。愛国心と核武装が必要だ。」と言うものだ。早いか遅いか世界は核武装だらけになる。日本も攻撃されたら倍返しの反撃で戦う。その為に「核武装中立」を目指すべきだ。米国をあてにしない。外交を最重視はするが、威圧外交には屈服しない。日米同盟を破棄されても慌てない為の準備だ。侵略者が躊躇するほどの軍備増強を図れと言うものだ。

 

 アメリカだって自国ファーストだ。無謀な意見のようだが、日本だって核武装中立を議論する日は何時か必ずやって来る。その時、手遅れにならないことだ。イスラエルに攻撃されているパレスチナ人のようにならないことだ。パレスチナが核兵器を持っていたら今の戦争は起こっていない。ウクライナが核兵器をロシアに戻さなかったらロシアの侵略は無かった。悲しい話だがこれが現実なのだ。環境破壊か核戦争か惑星衝突か分らぬが、悲しいかな、人類消滅の日はいずれやって来ることが前提の意見である。その日まで自主独立の日本であってほしい。