禍福人生 奮闘日記 『若い力、羽生弦五輪連覇、将棋の藤井聡太優勝』

 

 年末に怪我をしていた羽生弦(23=ANA)が五輪を連覇した。初出場の宇野昌磨(20=トヨタ)も2位となった。連覇と金銀である。2人が同じ表彰台に上がるとは驚きである。日本のフギュアスケートのレベルの高さに驚く。普通の演技では上位入賞にとどまる。トップに立つ為には人がしない事、困難な技術にチャレンジしなければならない。見たことの無いイナバウワや4回転ループの連発である。個人の努力はもとより指導者を含む支援部隊の勝利だと思う。夏のオリンピックでは井上康生率いる日本柔道が大勝した。スポーツにはお金がかかる。失われた20年の時代には全てが下り坂だったように思う。スポーツ競技における勝利は国力(元気な企業力)に比例しているように思う。

 

  17日将棋の最年少プロ藤井聡太5段(15)が朝日杯オープン戦で初優勝した。そして中学生では史上初として6段に昇段した。準決勝で羽生善治二冠(47)を破り、決勝で広瀬章人八段(31)破っての勝利だった。過去の最年少優勝は加藤一二三9段(78)が1955年に達成した15歳10カ月を15歳6カ月に塗り替えた。藤井聡太君の頭の中はどうなっているのだろうか。将棋の場合、相手の打つ手を先読みしなければならない。忖度(そんたく)拓と忖度との戦いだと思う。裏の裏を読む。その又、裏の裏の裏を読まなければならない。

 

   裏の裏にはその先に限りが無い。裏の裏の行きつく境地は無策の策、自然体でいくしかない。自然体とは宇宙との交信・神との対話である。将棋を引退した加藤一二三9段の言動は人間離れしていて、どう見てもおかしい。人間の反応ではない。神武以来の天才と言われたひふみんが、やっぱり宇宙人であった事が暴露され始めた。世界には多くの宇宙人が居る。500桁の数字を耳で聞いたその瞬間で覚えきる宇宙人が居る。地球上には3桁の数字10個の足し算を一瞬で暗算できる宇宙人も居る。もしかしたら羽生弦も藤井聡太君も宇宙人かもしれない。