松山市住宅情報館会長日記 『公開空地』


東京へ行くと何時も感じることがある。巨大な建物とその周辺の広大な公開空地です。広大な公開空地は緑溢れる公園になっている。防災避難地にもなっている。都市部での広大な公開空地は容積率を高めた高層ビルがもたらす恩恵でもある。松山市と高松市を比較してみる。松山市では60メートルお建物が最高です。高松市には四国最大の30階建て高層ビル『高松シンボルタワー高さ151.3メートル』がそびえている。高松市は松山市の最高層建物の60m以上の建物が11棟もある。最高は高松シンボルタワーで151m30階建てである。床面積を空中に置き換えたものだから高松シンボルタワーの周辺は広大な空地が確保されている。


四国は日本の面積の4.8%、人口では3.3%である。四国は東西南北の往来が不便なこともあって文化にまとまりがない。四国で最大の都市は51万人の愛媛県松山市です。高松市は四国の人口は2位で42万人。3位が高知市の33万人、4位が徳島市の26万人と続く。人口密度では松山市は高松市を上回っている。四国で一番高いマンションも香川県にある。香川県歌津町にあるツインタワーというマンション(102m31階54戸)がある。


強力な観光スポットがあるのは松山だと思う。観光資源でいえば松山は、温泉と城という2大スポットを持っている。景観を守るため松山の高層ビル建設について行政は協力的ではない。。高松シンボルタワーのような建築物がないのはこのためだ。松山市の最高地価は坪単価で200万円、徳島市と高松市が坪単価で100万円、高知市が60万円となっている。人口規模や経済規模は松山の方が上回っているのに、建物を見る限り高松の方が都市化が進んでいる。今後、松山を四国NO1の町にするには高松のシンボルタワーを越える高層ビルを建てて新名所を創ることだと思う。観光客だって公開空地の緑で心を和ませる。