笑いとデトックスを実践するサプリメントアドバイザー
ホリスティック栄養学博士

Holistic Nutrition Ph.d in American College of Holistic Nutrition
腸内細菌を愛し愛される生活をしている腸内フローラ愛好家
人々の腸内を健やかにしHappyな人を増やし、地球、宇宙の平和を
目論むJeneGuuです

 

さて今日の話題はコチラ↓

 

アフガニスタンで医療や灌漑にご尽力なさった

中村哲さんの事はご存知の方も多いかと思います
山岳隊の帯同医師として参加した時に、

現地では無医村が多いので医師が山岳隊の中にいると

知った人々から診療を求められたそうですが

その方々に薬を渡すと山岳隊員に何かあった時に対応ができないと

薬を処方できなかった。そのことが後悔になり、

日本帰国後にアフガニスタンに医師派遣があると知った時

すぐに行くことにしたそうです。
 

長く続いたアフガニスタン紛争で疲弊した人々を

更に追い詰めている気象災害 干ばつが続き作物も育たず

飢えて 水もなく 弱って病気になり 人々が倒れていく

薬はあっても 水も食料もなければ栄養失調で

治る病気もなおらない


病人を作らないためには水の確保が必要と

最初 井戸を掘ったのですが スグに干上がり 

氷河から流れる大河から灌漑用水を作るのを決意

専門外なので用水路の作り方は知らない

しかし専門家は身近にいない

 

一から お子さんの数学の教科書を借り勉強し 

計算して図面を引くところから始め、

用水路の現場監督に


やっと作っても洪水にあって壊れたり・・・

苦労しつつも10年も経つ頃には

砂漠化していた土地が農地になり

緑の森になり、元の美しい土地に戻りました
 

小麦やサトウキビを収穫して、伝統のお菓子を作って

何十年ぶりかに この甘いお菓子を作ることができたと

アフガニスタンの人々がとても嬉しいそうに

中村先生にふるまう場面は本当に感動しました

 

中村先生が語っていました

「自然をコントロールしようとする時代は終わった

共栄しなければならない」

人間が痛めつけた土地を再生するのは いかに大変なことか、

人間が利害関係なく一丸となった時の強さ

多くのことを感じられる「荒野に希望の灯をともす

〜医師・中村哲 現地活動35年の軌跡〜」 でした。

多くの日本人に見てもらいたいドキュメンタリー映画

 

そして このお話は腸内細菌にも繋がると思います

長い間の暴飲暴食で痛めつけられた腸内細菌達は

気力を失う  しかし外部から一筋の栄養が入ってくると

希望をもって一致団結して頑張ってくれる

 

腸内細菌達もDNAを持つ生き物

共存共栄しないと宿主は健康を失います  

 

自然との共存共栄がこれからのテーマです