熊本大学などハダカデバネズミを研究するグループが
ハダカデバネズミの細胞内にあるセロトニンが
老化細胞を死滅させているとの研究結果を発表しました
これによってハダカデバネズミは他のネズミよりも10倍長生き
(寿命30年程度、37年生きた個体も)
老化しにくく癌にもなりにくい
セロトニンは「幸せホルモン」として有名
なるほど ですね
今後 神経伝達物質物質であるセロトニンの研究が進み
人間の健康長寿にも役立つ日も近いのかも
がん細胞は健康な人体でも1日に約5000個できます
元気ならば自分の免疫細胞が攻撃して死滅させます
しかし、免疫の働きが低下すると、がん細胞は
そのまま生き残り、増殖
ハダカデバネズミは というと
老化・がん化した細胞が増殖せず死滅
その理由はハダカデバネズミの細胞内に詰まったセロトニン
残念ながら 人間の細胞内にはセロトニンが含まれていないそうです
今回ハダカデバネズミのお陰でセロトニンが化学反応を起こし、
老化細胞を死滅させる成分を生成することが分かったのです
(出典:Cykinso)
ヒトの臓器でセロトニンという神経伝達物質が一番
作られるのは腸
もちろんハダカデバネズミ の腸・腸内細菌の研究も進んでいます
ハダカデバネズミの腸研究の話題は また次回