本を整理していたら

「世界がもし100人の村だったら」

という本が出てきました
アメリカのとある学校の先生が書いた学級通信が
これを読んで感動した生徒と親からのチェーンメールで

世界中に広まり絵本になり 

日本では2001年に出版されました

『世界には63億人の人がいますが
もしそれを100人の村に縮めると
どうなるのでしょう』 というコンセプトで

色々なことを「100人なら何人がこうです」という

データが書かれています

この本が出版された約20年前の

世界人口は約63億だったのです

先月 世界人口が80億人を突破して 

20年前とは全く違う世界になっています

とにかく約20年で

17億人も増えるスピードは地球史上なかったことです 


      本の中で(2000年当時)


20人は栄養が充分ではなく
1人は死にそうなほどです
でも15人は太り過ぎ (中略)
17人は、きれいで安全な水を飲めません

 

この本の内容を2021年のデータで更新している方によると 

この部分は


栄養が充分でない人が15人、

瀕死の人は1人、

太りすぎが21人
13人はきれいで安全な水を飲めない

 


となっていました

去年と今年でも世界は一変しています

 

地球上に住む動物のほとんどは食べないと生存できません

 

今年の漢字は「戦」になりましたが

食料を自給できる国はどのくらいあるのでしょうか

 

ずっとずっと人間は食べるために戦ってきました

 

ちなみに日本の食料自給率はカロリーベースで38%

 

2056年には世界の人口が100億人を突破する予測で

先進国の人々は食料摂取を今の7~8割に減らさないと

地球では100億の人口に食料を賄うことができない

と言われています

 

ウクライナは素晴らしい土壌を持つ食糧生産に恵まれた国

(貴重な土壌を戦争で汚さないでください)

日本は水資源にとても恵まれています

(すでに多くの水源が他国に買われている)

地球の20年後はどうなっているでしょうね?