”バイオハック” という言葉。 井口晃さんの本「バイオハック 肉体・精神・頭脳
のパフォーマンスを最適化する技術」で初めて知りました。
バイオハックとは、最新のテクノロジーや科学、健康情報を使って自分の心身の
機能をよくすることです。実践している人をバイオハッカーと呼ぶらしいです。
今やネットで誰でも健康に関する研究論文が読めたり、製薬会社や専門研究機関で
しか出来なかった生物化学やバイオテクノロジーを使った検査を
個人でも血液や唾液を送れば数万円で検査して貰える民間企業ができています。
一般人でも自分自身をモニターしながら健康やパフォーマンスをデザインできる
スゴイ時代になっているのです。
バイオハックは米国のインテリ層に実践者が多いそうです。
そういえば昨今 「シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事」
「ハーバード大学式 命の野菜スープ」「スタンフォード式 最高の睡眠」とか
翻訳版が出版されて人気になっている本はバイオハック 関連だったのですね。
腸内細菌検査、遅効性アレルギー検査、栄養分析などで自分自身を知り
血圧とか血糖とか体組成も日々モニターして 食生活、運動、睡眠に
こだわり、実験検証を繰り返し機能や能力、潜在能力を最大限に発揮できる
心身に改造していくのです。
現代のように効率や簡単便利を追求しすぎる生活は 本来の人間には
合っていないので ほとんどの人は心身どこかに不調を感じているはず。
肩こり、腰痛、便秘、睡眠障害、生理痛があっても
健康と思っている人は 実は未病の状態。
その体からの訴えを無視して10年、20年、30年と 同じ生活を続けて
行った先には何が待っているかはお分かりでしょう。
病気になってからでは遅いのです。
井口さんの本「バイオハック」によると選択肢は2つ。
① 何らかの病気になって多額の医療費を払いながら生きていく。
生活の質が落ちて心身ともに不自由な生活を強いられる将来を生きる。
② 今から ちょっとだけ多くの意識とお金を健康づくりに注ぎ、健康に
関する自分なりのベストアンサーを確立していく。
病気とは無縁になり殆どの医療にお金を使う必要にないまま、心身ともに
健康なエネルギーに満ち溢れたハイパフォーマンス、質の良い生活を
最後までおくる。
どちらにしますか?
私は既に①を選んでます。