次のW杯ですが、トーナメント方式が変わります。
今までW杯のトーナメントは16チームだった訳ですが、これが32チームに変わります。
32チームに変わると、各グループリーグは、今まで上位2チームがトーナメントに出場だった訳ですが、
これが、上位3チームに変わります。
これで何が起こるかと言うと、
各グループでは1グループ毎に4チームが対戦する訳ですが、今まで2チーム落選だったのが、1チームに変わります。
グループリーグに進む代表国は、今までよりも1試合多く試合を行う必要が有りますが、
何故こうなったのかと言うと、
昨今になってから、アジア、アフリカ勢がレベルを上げており、W杯の本選に出場したいというチームが多くなったからであると考えられます。
日本代表に限って言えば、今までグループリーグ3位で落選した事はありません。
グループリーグ突破の条件が、1位、2位、と限られていた訳ですから、今までサッカー弱小国と呼ばれていた日本代表にとっては、16チームのトーナメント方式だと焦ってしまいます。
32チームのトーナメント方式であると、日本代表の焦りはやや落ちる、というのが、日本代表はメリットかと。
逆に欧州や南米の強豪チームは、グループを突破するとなると、今までよりも1試合多く出場する必要がある為、デメリットかもしれません。
弱小国救済措置と呼ばれても過言ではないでしょう。
2019~2022年の時からそうでしたが、今までよりもW杯トーナメント本選に出たいと思っている、アジア、アフリカのチームが増えてきたとするならば、最初からそうすれば良かったのでは?と思うかもしれませんが、背景にあるのが、アジア、アフリカのチームが近年レベルアップしてきたからであるというのが前提で組まれている為だと考えると、プラスに思う人もいるし、マイナスに思う人もいるのは事実ではあるでしょうね。