オンカノンさんのお話しの続きは、日本の夫婦の関係性についてです。

『夫婦であっても、愛がしっかり有ったとしても、人というのは成長していきます。
変化をしていく、生き物であるのです。

ですから、その変化に伴って、お互いの考える事、思う事というのを、率直に伝えていく事は必要です。

そして、お互いの変化が、あまりにも進み過ぎてしまい、また、方向性も違ってしまった場合には、致し方なく、お別れをする事も必要でしょう。

それは決して、悪い事ではありません。
学びが終わったのですから、感謝をして、「ありがとう」と、お別れをすれば良いのです。

そこに、今までの感謝の念ではなくて、恨みつらみが残っているから、こじれてしまうのです。
別れた後の関係性も、保てなくなってしまうのです。

恨みつらみが残るという事は、自らの想っていた事を、思うようにお伝え出来なかった、その反動でもあるのです。

ですから、これから先の世に向けて、今の日本の方々にも、夫婦としての関係性を、見直して頂かねばなりません。

そのように、関係性を変えていかねば、次世代の子供達に、良い影響が無いのです。

親のそういった姿を見ている子供というのは、結婚生活に対して、最初からジャッジをしてしまうのです。

あまり良いものではないと、思い込んでしまうのです。
本当は、素晴らしき事であるのですが。

夫婦というのは、男性と女性が、愛し合って結ばれて、その関係性を築きます。
そして、そののちに、結果として、子供達が生まれて来ます。

まずは、男性と女性として愛し合った、その時の気持ちを、忘れてはいけないのです。
例え子供が出来たとしても、その時の気持ちを、忘れる必要はないのです。

ここが、今の日本のご夫婦の、問題点だと思います。

父親が、家庭の中で、妻を愛する男性である事が、許されなかったり。
或いは、母親となった女性が、女性で居続ける事を、拒まれたり。

そこに、大きな問題点が、存在しているのです。

愛し愛されて、結び付いた者であるのに、何故、子供が生まれた事で、その関係性が、変わらなければいけないのでしょうか?

男性と女性として、愛し合った上で、子供が生まれたのですから、愛し合ったままで、その子供を、育んでいけば良いのです。
関係性を変える必要など、無いのです。

愛し愛されたまま、自らの間に、自分達の間に生まれた子供達を、夫婦として、愛していけばいいのです。

父親として、母親としてだけではなく、2人の間に生まれた子供を、愛おしみ慈しんでいけば良いのです。

そうしていけば、子供達も、自分達の父親や、母親のような関係性を築きたいと、そのような夫婦になりたいと、思ってくださいます。

今の世の中で、独身の方が多いのは、そこに夢を見い出せないからです。
希望を見い出せないのです。
憧れの対象では、無かったのです。

結婚というもの自体に、憧れる事はあったとしても、夫婦としての関係性に、希望が持てないのです。

男性と女性の愛し合う、美しいコミュニケーションというものを、見ていないのです。

ですから、どうしていいか、わかりません。
そして、自分が思い込んでしまったように、あまり良くないコミュニケーションの方法を、選んでしまうのです。

わたくし達は、この事にも、これから光をあてていきます。

この日本の人々が、愛し愛されて、そうして健全なコミュニケーションを得て、可愛らしい子供達を授かり、また、社会としても、その子供達を見守っていけるように。

全ての物事を、愛によって、愛の視点で見る事が出来る様に、人々に光を降り注ぎ、また、わたくし達が導いて、気付いて頂けるようにしています。

この記事を目にした方というのは、男性と女性のコミュニケーションに関して、気付きを得る必要があったのだと思います。
必要があって、目にしたのだと思って頂ければ、幸いです。

あなた方は、善き夫婦です。
これからも、もっと愛を高めて、お互いを愛おしみ慈しんで、仲良く過ごされてください。